2009年11月12日 (木)

[超絶バブル] 新興国ニフティ相場へ

 

新興国バブルの条件が揃ってしまいました。。。

 

「今年も充分バブルだろ!」とツッコミが入りそうですが、
ここから先の超絶バブルはそんなもんじゃありません。

先進国の似たような銘柄に対し、ある新興国では3-10倍の割高さで取引されるような狂ったバブルのことです。

今は「新興国」と言うだけで買われていますが、そのうちピカピカの50銘柄ぐらいに絞られ、さらに30銘柄→10銘柄→5銘柄へと狭められてゆくでしょう。


名づけて、「新興国ニフティ相場

まだ誰も言い出してないようなので、勝手に命名しました(笑)。


この背景には先進国が軒並み低成長であること、
金融緩和を続けざるを得ないことなどがあります。

すると投資家は数少ない「成長ストーリー」に殺到することになります。

かつてのアメリカのニフティ・フィフティ(素敵な50銘柄)相場やITバブルのように、一部の銘柄だけに投資が集中してしまうのです。

新興国ニフティ銘柄はバリューもへったくれもない価格までブチ上がります。

逆に、他の銘柄はゴミクズのように打ち捨てられます(笑)。

本当にそうなるのか、まだ半信半疑です。
しかし条件としては揃いすぎて怖いぐらいです。


  • 「何を根拠にそんなことを言い出したのか」
  • 「どんな銘柄を狙えば良いのか」
  • 「どんなサインに気をつけて、いつ降りれば良いのか」

については、いまのところ顧客やレポート会員さんにしか提示していません。

しかしこれは面白いバブルになりそうなので、折に触れてブログやメルマガで経過を報告しようと考えています。

(終)




具体的な銘柄・根底の考え方・ド天井のサインなどは今のところレポート会員さんにだけ提示しています。Deep Inside 2009年11月号をお読みください。有料です(月々2480円)。

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2009年11月 5日 (木)

お掃除ロボ・ルンバはすごい!(2) これって軍事技術じゃね?

まるでゴキもといカブトガニのように働くルンバを見て、ふと思いました。

これって、軍事転用可能な技術じゃね?

 

今は子供のいたずらで簡単に壊されそうなコイツも、いずれもっと強く賢くなるだろう。

水の中でも、階段でも、野外でも働けるようになるはずだ。

希望としては美人万能メイドロボに進化して欲しい。

しかし今のゴキもといカブトガニのままでも、しらみつぶしに部屋をはいずりまわりながら、識別子を持たない人間の脳みそや心臓にレーザーを打ち込むことも可能な技術だよな。

 

突然、私の妄想エンジンが火を噴いて稼働しはじめました。

まずは製造元のアイロボット(iRobot)社について調べてみます。

http://www.irobot.com/sp.cfm?pageid=109

 

・・・

 

・・・

 

・・・ 

 

転用可能どころか、
思い切り軍事技術じゃねえか!

   ∧_∧  
 |\ΦДΦ)   /|
 ○ <  ζ) <  ○
 | >  旦  > |
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  |                 |

 

ハァ、ハァ、すみません。
思わずとり乱してしまいました。

軍事技術だから悪いとか、知っていたらルンバを買わなかったと言っているのではありません。

私は戦争や売春がなくなるとは思っていません。だから軍事に関係するものには投資しないとか、製品を買わないということもありません。

ただルンバを見た瞬間に、軍事技術だと閃かなかった自分に腹が立ったのです。

 

日本にはアシモだの自動航行ヘリだの、他国がよだれを垂らして欲しがるような技術が山ほどあります。しかし国防意識が甘いので、そういった技術を簡単に盗まれて、日本や同盟国を危険にさらします。

日本が開発した最新技術で、日本人が大量虐殺されるということが想像できないのでしょう。八木レーダーの時代から何も進歩してません。

軍事技術は常に他国を上回るようにしておかないと、相手が持っている最新技術の実験台(被験者)にされてしまいます。

そんな甘さをいつも嘆いている自分も、その「鈍い日本人」のひとりでありました。それが悔しかったのです。

 

さて、気をとりなおしてiRobot社について調べてみます。

お、2005年11月にナスダック上場ですか。時価総額は350億円程度と小さめですが、PER100倍、PBR2.87倍ですね。いわゆる小型成長株です。

IRBT

業種も製品も面白い会社ですが、利益がついてきませんね。成長期はそんなもんだと言われたらその通りですが・・・。

このあたりの技術は、日本のメーカーのほうが強いんじゃないだろうか?

面白い銘柄を見つけたと思いながらも、投資家としてはもう少し調べたいところです。

(終)

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2009年11月 4日 (水)

お掃除ロボ・ルンバはすごい!(1) 働くカブトガニ

私は自動化・システム化という言葉にたまらなく弱いです。

ボタン一発でデータ取り込み・処理・レポートを一括処理するシステムなど、考えただけでイッてしまいます。自分のスキルが制約条件になっていることにやきもきしながらも、仕事でも目指しているのは常にそれです。

さて、その私が生活全般の自動化に取り組もうと思い立ちました。

家事を手伝うのが面倒だという大変ピュアかつ公的な理由です。

 

その中で最近「大当たり」と思ったのは、お掃除ロボ・ルンバでした。

動画を見ていただけるとわかりますが、まるでゴキもといカブトガニのような円盤が床をはいずり回って、隅々まで掃除をしてくれるというすぐれものです。

動画
http://www.irobot-jp.com/movie/index.html

 

これは楽ですよ~。

家族で食事をしているときに他の部屋を掃除できますし、食事が終われば部屋を移動してダイニングを掃除できますからね。まるで自分の分身が裏方となって仕事をしてくれるような感じがします。

私が買ったのはルンバ577というタイプですが、以下のことが可能です。

  1. 掃除が終わったり電池がなくなったりすると自動的に充電器(ホーム)に戻る
  2. バーチャルウォール(仮想壁)を設定して部屋を区切ったり、ライトハウス(灯台)を設定して部屋を順番に掃除してくれる
  3. タイマーを仕掛けておけば出かけた後でも掃除してくれるし、早朝に設定すれば目覚ましにもなる。

 

この機械に慣れてくると面白い副作用があります。

それはルンバが効率よく掃除できるように、家族が床にものを置かなくなったり、部屋の荷物を減らして効率的に収納しておくよう努力を始めるんです。人間のほうが機械に適応して環境を整えるので、結果として普段から部屋がすっきり片付きます。

似た話ですが、お茶の木はかつて今のようなカマボコ型ではありませんでした。「茶摘み機」ができてから、それに合わせて今のような形に整えられるようになったのです。

これからさらに進むとルンバに対応した家具を買って、掃除の効率が良いレイアウトを考えるんでしょうね。

これは買う前には考えてもいなかった発見・収穫でした。

 

また、ルンバは子供たちにも大人気です。

働くルンバのまわりをキャアキャア走り回って喜んでいます。

小さくちぎった紙や米をばら撒いて吸わせてみたりしています。彼らに言わせると「ごはんをあげている」そうです。

「上に乗るな」「水をかけるな」とは言っておいたのですが、パパのお仕置きラインすれすれのいたずらをして遊んでいます。

賢くなったな、子供たちよ。

 

掃除機としての実力はどうなのでしょう?

取ったゴミを見ていると、細かい埃が綿のように固まって取れます。普通の掃除機がどれぐらいの力があるのかわかりませんが、ルンバはゴキもといカブトガニのように丁寧に床を舐めるので、ハウスダストなどに弱い人には良いかもしれません。

 

同時に、弱点・弊害も考えてみます。

  1. 机などの足回りやコーナーはどうしても行き届かない。だからそこは人間がカバーする必要がある。逆に言うと,、そこだけやれば良い。
  2. あまりにも楽なので自分がますますダメ人間になってゆくようだ。しかしそんなことを言っていたのでは自動化が進まないので、気にしないことにする。

私が577を買ったのは価格コムのほぼ最安値でした。ポイントを差し引くと6万円強ぐらいでしたかね。それだけ見るとためらう人も多いでしょうが、人を雇うのに比べたらクソ安いと考えます。少なくとも自分が掃除をするよりはマシと思いました(笑)。

(参考)価格コムでの最安値
http://kakaku.com/item/K0000056599/

下はアフィリに入っているアマゾンさん。ポイントでそれなりに還元されているものの、私が比較したときは少しお高めでした。他と比較して遜色ないようでしたら使ってください。

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2009年10月16日 (金)

基軸通貨の本質(3)

吾輩はのび太である。名前は一応ある。

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どこで生れたかとんと見当(けんとう)がつかぬ。

何でもまったり鎖国をしていたところに、ジャイアンが来て開国を迫られた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて異人というものを見た。

しかもあとで聞くとそれは捕鯨のためにやってきたそうな。今になってジャイアンに捕鯨のことを責められるとは、世の中わからぬものである。

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吾輩をボコボコにしたジャイアンもつきあってみると良い奴で、
吾輩の作ったものを買ってくれたり、ならず者から守ってくれたり、取り上げた島を返してくれたりもした。

製品が売れるので我輩の家には通貨ジャイが貯まり、
世界一の「債権国」ということになった。

要するに、金持ちである。

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しかし、何かがおかしい。

金持ちとおだてられてはいるが、
うまく利用されているような気がするのだ。

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吾輩の通貨「ノビー」が高くなると、ジャイアンが製品を買ってくれなくなる。
そこでノビーを売って、ジャイを買う。
こうすればまた製品が売れるようになる。

よかった。
これでまた輸出が増えて儲かる。

しかしよくよく考えると、吾輩の財布の中でまたジャイが増えているではないか!

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ジャイの金利は高いから、これは良い資産運用なのだと自分が言い聞かせているが、それと同じかそれ以上にジャイの価値が減る。

稼いでも稼いでも楽になれないのは、ジャイアンにタダ働きさせられているからではないかと思えるのである。

もしかして、吾輩はカモられているのだろうか?

「今まで気付かなかったの? のび太君」

どこかでシズカの声が聞こえたような気がした。

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ある日、スネ夫がやって来て言った。

「このままジャイの価値が下がったんじゃあ、みんな大損だ。みんなでジャイアンに抗議して、無駄遣いをやめさせようぜ。俺がみんなを指導して会議を招集するから、お前はジャイアンに抗議する役な」

なるほど良い考えだと思い、吾輩は賛成した。

「また貧乏くじを押し付けられちゃったの? のび太君」

どこかでシズカの声が聞こえたような気がした。

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****************************
会議の日。

のび太はみんなを代表してジャイアンに抗議した。

シズカははらはらしながら見守っていた。
スネ夫は物陰からじっと見ていた。
みんな緊張していた。

ジャイアンは目を閉じて聞いていた。

のび太の話が終わっても、殴りはしなかった。
目を開け、そして静かに演説を始めた。

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「諸君。誠に申し訳ないことをした。確かに今のジャイは信頼を失いつつある。これはひとえに私の不徳のいたすところだ。申し訳ない」

みんな驚いた。ジャイアンは続けた。

「そこで考えた。まずはインフレを止めるためにデノミを行おうと。そうすれば人心が一新し、チェンジが生まれると確信している。イエス・ウイ・キャン!」

ジャイアンはポケットから何やら取り出した。

「新しい通貨はこれ。名前は『ジャイコ』だ!」

「そっ、それは!」
ただのドングリにしか見えないんですけど!」

みなが口々に叫ぶのを無視して、ジャイアンは続けた。

「この新しい通貨は、公正で中立な立場にあるジャイ子がその価値を保証する。
これなら文句ねえだろ。100ジャイを1ジャイコの比率で交換してやるから感謝しろ!」

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シズカは開いた口が塞がらなかった。
スネ夫は倒れたきり、動かなくなった。
みんな真っ白に燃え尽きた。

のび太だけが両腕いっぱいにドングリを抱えて、嬉しそうに帰っていった。

(終)

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2009年10月 9日 (金)

基軸通貨の本質(2)

骨川スネ夫は激怒した。

必ず、かの邪智暴虐のジャイアンを除かなければならぬと決意した。

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ジャイアンだけが基軸通貨メリットを享受するのは不公平だ。

仮にこれを全世界でやったとしたら、円換算で年間4兆円とも言われる利益になる。

それをジャイアンだけが独占してよいものか?
俺にだって少しぐらい分けてくれてもいいじゃないか。

それが正義というものだろう。

スネ夫は真剣にそう思っていた。

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昔の通貨は兌換紙幣(だかんしへい)であった。
ゴールドなどの貴金属と交換できることで価値が保証されていた。

しかしニクソンショック以来、ゴールドによる担保はなくなり、
通貨の価値は基本的に「人々の幻想や信認」で成り立っている。

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それは悪いことばかりではなかった。

通貨安・インフレは不況の特効薬だ。

通貨価値を下げることで名目資産価値を上げ、デフレを防ぐことができた。
輸出競争力を保つことが出来た。
海外からの投資を呼び込み、賃金・雇用などを確保することができた。

国民全体が痛みを分かち合い、経済を回してゆくためには非常に便利な道具だったのである。

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インフレによって通貨の価値を下げると、実質的に昔の債務をデフォルト(不履行)することができた。

仮にインフレを2%とすれば、毎年2%のペースで昔の借金を踏み倒すことができる。

これによって国が得をするだけでなく、債務者も得をした。

たとえば借金で家を買ったり、企業が設備投資をしても、年2%のペースで借金が減るのであれば返済は年々楽になる。

現金のまま持っていると価値が下がるので、みんな投資や消費に励む。それによって経済が拡大し、物質的な豊かさの原動力となった。

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借金の価値が高まるデフレほど恐ろしいものはない。

それは持たざる者からさらに収奪する地獄。

通貨の価値が少しだけ下がり続けるインフレのほうが、みんなハッピーだ。

だから政府は経済成長より少しだけ余分にカネを刷って、ゆるやかなインフレに誘導する。

そして貨幣鋳悪による「差益」は政府のものになる。

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基軸通貨になると、その「貨幣鋳悪差益」を自国以上の規模で得ることができる。仮に世界規模でやれば年間4兆円という試算もある。

スネ夫は思う。
そんなおいしい話があるのなら、自分がその席に座りたい。

しかしこのような経済的ハンデがあるのでは、いつまで経ってもジャイアンの覇権が終わらないではないか!

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もちろんスネ夫は、今の自分がジャイアンに代わる実力などないことをよくわかっている。

スネ夫の作るものは他人の真似ばかりで、安くないと売れない。

スネ夫のことを賞賛はしても、同じ家に入って暮らそうと思う者はいない。ジャイアンやのび太の家族になりたがる人間はいくらでもいるのに!

スネ夫が発行する通貨「スネーオ」は、家の中ですらニセ札がはびこっている。国内でも信用がないスネーオが基軸通貨になるはずがないというのが公平な見方であろう。

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確かに、まともに戦えばジャイアンにかなわない。

だがジャイアンの覇権を内外から切り崩し、自滅に誘い込む方法はある。

「人々の幻想」がしばしば「現実」を創り出す世界、特に金融においては「信用がある」というイメージは強力な武器となる。

信用があるところにカネは集まり、カネが集まれば信用ができる。そのスパイラルを作り出すことが大事だ。

逆に「信用がない」と思われた会社や国は、なかなか這い上がることができない。トランプの「大貧民ゲーム」のようなものだ。

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だからまず、ジャイアンの悪口を広めよう。

世界がうまく行かないのはジャイアンのせいだと吹き込んで、
彼らがケンカするように仕向けよう。

ジャイアンの信用をなくして仲間を離れさせ、
こちらの手下にしてしまおう。

あらゆる機会にジャイを拒否するように誘導し、
ジャイアンの覇権を根底から腐らせよう。

彼らが争いに疲れ果てたとき、俺にもチャンスが転がり込んでくる。

****************************
えっ、そんな工作にひっかかる馬鹿はいないって?

せいぜい笑うがいいさ。
人間は自分が思うよりも洗脳されやすいものだ。

君が笑うこの夢物語を、いずれは現実にしてやるから。

(続く)

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2009年9月23日 (水)

基軸通貨の本質(1)

うら若き源静香は苦悩していた。

ジャイアンが発行する通貨「ジャイ」をこれ以上持つべきか、についてである。

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なるほど、ジャイアンは無敵だ。

しかしだからといってジャイアンが無制限にジャイを発行し、そのカネで贅沢をすることが許されるのであろうか?

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通貨ジャイはただの木の葉である。

しかしその価値をジャイアンが保証しているため、その信用はジャイアンの信用やメンツと同義であった。

オモチャの交換は、すべて「ジャイ」を単位に交換された。ジャイがあれば広場の使用権を買うこともできた。争いや恨みも、最終的にはジャイの交換でたいがい解決した。

究極は「義務の免除」である。一定額のジャイを支払えば、ジャイアンリサイタルを聞く「町民の義務」を免れることができた。

だからみんな、争ってジャイを求めた。

ある者は快楽を追い求めるために、
ある者は苦痛から逃れるために。

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通貨ジャイはジャイアンの権威であり、ジャイアンそのものであった。その価値を貶める者は、ジャイアンの覇権を否定することと同義であった。

布施院(フセイン)くんは「ジャイを使うのをやめる」と言ったため、いいがかりをつけられてタコ殴りにされた。

「ジャイ」の偽造などもってのほかで、「ただの木の葉じゃねえか」と偽造していたジョン君は、ジャイ決済を止められて交換に参加できなくなった。この町内では最上級の経済制裁である。

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しかし、それらがたとえ理不尽で自分勝手な暴力であっても、シズカのような人間にとってはありがたい話であった。

なぜならこの町の子供はジャイアンが打ち立てた秩序によって暮らしているので、ジャイを使って経済活動をしている限りジャイアンがその価値を守ってくれるからである。

シズカは誰にも負けない技術と優しい心を持っていた。誰かに編み物をしてあげたり、料理をご馳走したり、オモチャをあげて、それで満足であった。

しかし中には、シズカを利用するだけ利用して何の感謝もしない人間がいる。

そんなときにはサービスと引き換えにジャイをもらうことにすれば、それを払わない相手はお断りすることができた。またジャイを蓄えて別の場所で別の人から「お返し」をしてもらうことができた。

シズカがジャイを使うとき、受け取りを拒否すればジャイアンがすっ飛んできてさんざんな目に会わせる。

他人に騙されたり、脅されたりして泣き寝入りしたくなければ、ジャイを通じた交換が最も安全・確実なのだ。

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シズカも正直、ジャイアンは恐い。

しかしそれは他のみんなにとっても同じだ。

だからジャイを交換通貨として使うことは、ジャイアンを除いたみんなにとってきわめて「平等」なシステムなのだ。

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ジャイアンはジャイの価値を守るために暴力を振るっているが、それは結果的に過去に生み出した価値を守ることになっている。

過去に何らかの「貢献」をした者が別の場所で、別の者から見返りを受けるとき、そこにジャイアンがいなくてもその暴力によって守られていることを示していた。

本人は気付いていないかもしれないが、彼は全知全能を傾けて「あらゆる交換の場において信用補完をして」くれているのだ。

****************************
しかしこの町内には、それが面白くない人々もいるらしい。

たとえばスネ夫は、
「ジャイ以外の決済通貨が必要だ!」
と息巻いていた。

2008年に町内が金融危機に陥り、みんなが決済用のジャイを求めて血眼になっていたとき、ジャイアンはみんなと「ジャイスワップ協定」を結んで資金不足にならないように配慮した。

信用が足りない人にもそれを補完してあげていた最中にスネ夫がそんなことを言い出すので、シズカは驚いた。

  何と恩知らずな!

ジャイアンがヘソを曲げて「じゃあ、おまえとはスワップ協定を結ばない」と言い放ったら、スネ夫のところだけ銀行がバタバタ倒産していたのかもしれないのだ。

ジャイアンはああ見えてバカではないから、スネ夫を締め上げる代償として金融危機を深刻化させることはなかった。それにしてもスネ夫は政治的なアピールのために、ずいぶん危ない橋を渡ろうとしたものである。

****************************
2008年の教訓は
「少なくも今のところ、ジャイに代わる基軸通貨はない」
ということであった。

ジャイアンも傷ついたが、他の人はそれ以上にボロボロになったので、結果的にジャイアンの強さを証明しただけの年であったとシズカは考えている。

しかしそれがわからない人々は、
「ジャイは基軸通貨としてふさわしくない!」
という宣伝を真に受けているようだ。

たとえばのび太は、スネ夫たちと一緒に共同体を作り、
ジャイに代わる基軸通貨を作ろうとしているらしい。

   何と愚かな!

のび太の発行する通貨ノビーもそれなりに信用があるのに、それを離脱して信用の低い通貨と一緒になろうとする意味がシズカにはわからない。

基軸通貨の争いは、すなわち覇権争いである。

ジャイを捨てて自分を裏切ったのび太をジャイアンが守ると思えない。のび太がスネ夫に騙されてカネを巻き上げられても、それはスネ夫との間で解決するしかない。

武力を持たず悪知恵もないのび太がそれでやっていけるのか?のび太は稼ぐ以上に食い物にされ、反撃できないまま沈んで行くだろう。

「心底ドMなのね、のび太君は」

と、シズカは思うしかない。

****************************
だからシズカは、このままジャイを使い続けたいと思っている。

それが暴力を持たない人間の処世術であり、町内の安定のためと思うからだ。

ジャイアンの覇権が永続的ではないとしても、それが誰の目にも明らかになるまでは「反ジャイアン派」の宣伝に乗らないようにしよう。

そもそも彼らだって、「ジャイ」を外貨準備として積み上げているのだ

ジャイを貯め込んで信用を補完しなければならない通貨が、代わりの基軸通貨になるはずかない。

彼らがジャイを準備しなくても他の人々がその通貨を受け取るようであれば、もしかしたら可能性があるかもしれないが。

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それにしても、と、シズカは溜息をついた。

最近のジャイアンは浪費癖がついてしまったように思える。

基軸通貨が「成長通貨」をばら撒かなければならないとしても、あまりにひどいジャイの濫発はその信用をなくすことにつながるであろう。

それはシズカにとって「過去に稼いだ資産が目減りする」ことであり、ジャイアンにとっては「覇権の弱体化」になる。

なんとか共倒れを食い止められないか、とシズカは悩むのであった。

(続く)

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2009年6月 1日 (月)

平和のために核武装!

北朝鮮の核武装・ミサイル実験について国連安保理決議が難航しているようです。

難色を示しているのは中国様ですが、彼らは日本に核武装させなければ大成功と考えており、北朝鮮を止める気ははありません。今でもせっせと物資を送って支援しています。まあ一番の援助は「核開発を進めるための時間」なんですけどね(笑)。6者協議はそのための時間稼ぎでした。

たとえ北朝鮮をコントロールできなくても、日米が疲弊する中で自分のダメージが少なければ利用価値はあるということでしょう。「中国の傘下に入ればパキスタンや北朝鮮のように核武装できる。アメリカや国連は手出しできない」という事実を示し、米国に成り代わって世界を支配する国としてアピールすることができます。

 

しかし前の記事にも書いたとおり、日本にとってはもはや国連決議などどうでもいい話です。なぜなら核の不拡散を目指すことは平和を保つ道としてもはや不安定になってしまい、核拡散による勢力均衡のほうが現実的になってきたからです。

海外の識者はそれをよく理解しており、キッシンジャーやクラウトハマーが日本の核武装について言及しています。

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クラウトハマー

2009年5月27日放送Fox News Channel「Special Report」
(ニコニコ動画。要登録ですまんが)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7200228
youtubeにもアップされました
http://www.youtube.com/watch?v=0TjgNRfGbAE

「国連決議など忘れろ。6者協議など忘れろ。2カ国交渉など忘れろ。いま我々に必要なのはアクションであり、その一番は日本の核武装だ。(中略)進展を見る唯一の方法は、関係国の利害を変えてしまうことなのだ」

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元米国務長官:日韓の「核武装」警告 中国に関与要求 
毎日新聞 2009年6月1日 12時26分
http://mainichi.jp/select/world/news/20090601k0000e030057000c.html

 キッシンジャー元米国務長官は5月31日放映のCNNテレビで、北朝鮮の核開発停止に向けた取り組みについて「中国が何もしなければ、韓国と日本は核兵器を保有する」と警告。東アジアに核軍拡競争が起きる可能性に言及し、中国が米国と協調して北朝鮮への圧力を強める必要性を訴えた。
 キッシンジャー氏は、中国の立場について「北朝鮮への圧力が効かなければ無力と見なされる」と述べるとともに、逆に圧力が効けば北朝鮮が政治的に混乱し難民が国境に押し掛けるだろうと説明。その上で、中国に切迫した状況を認識するよう求めた。
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日本でもネット社会では「核武装論」について支持が増えてきたように思います。普通の判断力であればここで日本が核武装しないのは将棋で言う『一手パス』どころか滅亡の『お手伝い』になります。核戦争で滅びるのではなく、あちこちの国から食い物にされて解体してゆくという意味の滅亡です。

2006年に竹島に調査船を出す出さないで韓国と揉めたことがあるでしょう。あそこで日本が調査船を出さないという「大人の判断」をしたおかげで、それを見ていた周辺国が野心をかきたてられました。中国は我が物顔で尖閣諸島をうろつき、ロシアは北海道の漁民を撃ち殺し、あげくに台湾まで尖閣に色気を出して「対日開戦も辞さず」と言い始めました。

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「対日開戦も排除せず」  台湾、尖閣領有権めぐり
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061301000940.html
2008/06/14 00:22    【共同通信】

【台北13日共同】尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖で台湾の遊漁船が鹿児島海上保安部の巡視船と衝突、沈没した事故をめぐり、台湾の劉兆玄行政院長(首相)は13日、立法院(国会)の質疑応答で、日本との尖閣諸島の領有権問題では解決の最終手段として「開戦も排除しない」と述べた。中央通信が伝えた。

(参考過去ログ)

2006年4月24日 (月)
竹島問題の本質(6) そして、タフな戦いへ
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/6__c2ac.html

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戦争のできない国に対しては「じゃあ、戦争するか」と脅迫すれば簡単に黙らせることができるので、周辺のならず者国家にとって格好の標的になります。殴れば殴るほど「もうやめてくださいよお」と泣きながらカネを差し出してくるので、楽しくてやめられません。さらに技術・カネ・領土を奪い、奴隷のように踏みにじって自国民を満足させることができます。

しかしある日、いつものようにカツアゲに行くといつもと様子が違う。『今度は笑みを浮かべていた日本人がまったく 別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことをいうとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。

英国はその後マレー半島沖合いで戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。 日本人は外交を知らない。』

 

途中からチャーチルの発言に変わっていることに気付いた人はかなりの通です(笑)。しかしこれは日本人の特徴をよく現していると思います。

多様な価値観がある国際社会では「力」だけがはっきりとした尺度であり、その裏づけのない言葉にはほとんど価値がありません。外交とは武力を使わない戦争であり、戦争とは武力を使った外交です。洗脳されたように「暴力反対」「沈黙は金」「世界の良心が許さない」などと寝言を言うだけでは、国民を守ることはできません。

かつてチェンバレンなどがナチスドイツに対して取った宥和政策は、第二次世界大戦を招きました。平和主義は短期的・局地的な平和をもたらすかもしれませんが、いずれより大きな戦乱を招きます。よく言われるように「平和主義者が戦争を起こす」ということです。

(参考記事、かな? ↓↓↓)

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【鳩山民主党代表ぶら下がり詳報】(2完)自民の民主批判広告「早くも野党の練習か」(27日午後) (4/5ページ)
産経ニュース2009.5.27 19:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090527/stt0905271937006-n4.htm

核というものはこれは地上から消えなければならないわけですから、そのようなことに、(米国の)オバマ大統領が前向きに発言しているのにも関わらずですよ、日本が核武装論などというものにはまってしまってはいけないと。ここは、私はやはり、外交でですね、
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マスコミでは核武装論はタブーのようですが、私は「核武装ごときで何をビビッてるんだか」と思っています。

もちろん他国の核武装にはダンマリで、日本の核武装にだけウルサイ連中がいることは知っています。しかし

核武装は、日本の生き残り戦略のほんの第一歩

に過ぎません。

核武装は北に対抗するものではなく、中国やロシアに飲み込まれないために必要です。チベットのようにならないために最低限やっておかなければならない作業のひとつであって、核武装さえできれば問題が解決するわけではないのです。

 

そして日本の核武装は国際問題ではありません。もはや国内問題です。

すなわち日本がアジアの安定に寄与するという決意を固め、国力に見合った軍事力(=国際発言力)を持つことを宣言し、自由主義諸国と歩調を合わせるということです。

仮にアメリカが自由主義社会を守る意思を失いかけたり、「西太平洋は失ってもいいや」と弱気になった場合でも、日本が太平洋の西側を守る要塞として存在すれば少しは勇気付けられるでしょう。

   日本に平和を、世界に平和を。

   そして平和のために核武装を!

「核拡散防止の不安定状態」から脱却し、「核拡散を前提とした均衡」を目指しましょう。

 

だからおまえら好きにしろよ。こっちも好きに核武装して国防強化するからさ。もう国連決議なんてどうだっていいよ。

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2009年5月27日 (水)

制裁よりも核武装

北朝鮮が核実験を再開し、ミサイルを発射したことで騒がしくなっています。

しかし、私は全然驚きませんね。というのも6者協議は時間稼ぎの茶番であって、誰も本気で北朝鮮の核武装を止めようだなんて思っていないからです。

今こそ「核武装論」+「分担金永久滞納」!にはこう書きました。

****(以下、抜粋)********************************

このように北朝鮮が安保理で吊るし上げられること自体が中国を追い込んでしまうので、そうならないようにウヤムヤに遅延させることが6カ国協議という茶番でした。

中国が「北朝鮮を説得する時間をくれ」というのは、たてまえに過ぎません。そんなことする気もなければ、できもしないでしょう。実体はおそらく安保理の制裁賛成派の切り崩しと、日本国内への工作強化です。

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中国にしてもアメリカにしても、何の影響力もないくせに話し合いを続けるフリをして、日本から資金をせしめて北朝鮮をおとなしくさせることを15年以上もやっています。本気で核拡散を防ぎたいんだっだら、イラクの前にやってますがな(笑)。

 

しかし、北朝鮮のおかげではっきりしたことがあります。

  1. 核を持っている国は攻められない(イラクは持っていないから攻められた。北朝鮮はおそらく攻められない。日本は核を持っていないから落とされた。)
  2. ある国が「核を持つ」という強い意思を持ったとき、誰も止めることはできない。インドもパキスタンも一時的に非難されたが、他国はすぐに「核を持った国」として現実を受け入れ、いまでは両国とも国際支援を受けている。

中国やロシアは怒ったふりをしていますが、内心はどうだっていいんですよ。北朝鮮が核武装したら、その現実に対応するだけです。

ということはですね、日本が核武装したところで、彼らが「核武装した日本」という現実に対応を迫られるだけで、こちらはあまり困らないということです(笑)。

 

私はこれまで、アメリカとの関係を重視して「核武装論」にとどめようと思っていました。しかし北朝鮮だけでなく核武装になんのペナルティもないこと、そして国際社会が核拡散を止めようという意志を全く持っていないことを考えると、持たない理由がなくなってしまったのです。

北朝鮮はすでに日本に届くミサイルを開発し、核弾頭も作りました。そして常日頃から「東京を火の海にする」というような発言をしています。

一方で「最凶やくざアメリカ組」の新しい組長さんは、「核をなくして平和な社会」をどうやら本気で考えているようです。中国・ロシアは笑いが止まらないでしょう。平和主義者の組長が脳みそお花畑な夢を見ているうちに、その手下を片っ端から痛めつけて傘下におさめ、組長を孤立させるだけです。

アメリカの傘の下にいるときは幸せでしたねえ。しかしアメリカさんがボケかかっている現状を見ると、いよいよ我々も自主防衛を本格的にやらねばならないようです。

 

それにしても、日本のマスコミはあいかわらずですな。

「国連安保理の決議が注目される」「中国との連携で話し合いを」なんて、まるで他人事のように批評しています。そこに「日本はどうしたいのか?」という意志は存在しません。真っ先に狙われている国のくせに、徹底して他力本願です。

ここは北朝鮮を見習うべきでしょう。

彼らは少なくとも国としての意志を持ち、大国に対してもそれを貫き通しています。彼らをの行動を止められないのは、他の国が「オメー、核武装したらぶっ殺すぞ!」というそれ以上強い意志を持っていないからです。いくら軍事力が強くても、意志がなければ能力はないのと同じです。オバマは完全に舐められてますからね。

最初は何から手をつけるか迷うでしょうが、まずは核武装の意志を固めましょう。なあに、北朝鮮にできるんだから日本だってできますって。

最初の一歩を踏み出せば、それに対応した法整備も必要になりますし、同時に自己イメージも変わります。これまでの他力本願な日本ではなく、自分で道を切り開く国になるのです。

「やればできる」
「やってみれば大したことはない」
「できないのは努力が足りないからだ」

こういった思考回路が復活すれば、泣き寝入りすることもないでしょう。

 

日本の核武装

日本をおちょくりながら踊り続けた6者協議に、お似合いの結末だと思いませんか?

 

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2009年5月18日 (月)

感染するのも悪くない? いや、やっぱり拡大防止

新型インフルの続きです。

これまで日本ではほとんど感染者が見つかっていませんでしたが、いきなり100人以上も発見されました。東京の電車内でもマスクをする人が増えました。

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新型インフル感染拡大130人に、5歳児や60歳も
(2009年5月18日  読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090518-OYO1T00666.htm?from=top
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前回のブログにも書きましたが、これほど人の交流が盛んな時代に日本だけ感染しないことはありえません。空港や港での水際対策も感染が確認された国しかチェックしないですし、発症前の人はそのまま抜けてしまうわけですから、感染拡大を遅らせることしかできません。

今回はたまたま関西から見つかりましたが、「誰々に移された」ということばかり気にすると、インフルにかかっても言わない・保健所に行かない・マスクをしない人々が増え、感染症との闘いに遅れを取ります。

「発見されていないこと」「発表されていないこと」は、「感染していない」ということではありません。他の地域でも感染拡大が進んでいると考えて対策したいですね。

 

さて相変わらずメキシコでの致死率だけが突出しており、他の国では普通のインフルエンザ並みの危険度です。しかしだからといって安全なわけではなく、この時期に北半球で流行するのですからあなどれない感染力です。

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新型インフル、NYで初の死者 (日経ネット 2009/05/18 15:47)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090518NTE2INK0618052009.html

同市の学校副校長の男性(55)が死亡した。米国での死者は6人目で、世界では76人目。同日には南米チリでも同国初の感染者を確認し、日本時間18日午後1時20分までに感染者は41カ国・地域で8836人(米国は感染の疑いが濃厚な人を含む)に達した。
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ここまで感染力が強いと「致死率が高なる前にわざと罹っておこうかな」という考えも頭をよぎります。というのもスペイン風邪のときは、症状が軽いうちにかかっていた人々は免疫を獲得し、変異した後にはじめて罹った人々よりも死亡率が下がったという話があるからです。

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新型インフルエンザ、致死性の変異型に免疫となる可能性も 米研究
AFP 2009年05月07日 23:43 発信地:パリ/フランス

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2600098/4113377

前年11月に感染症専門誌「Journal of Infectious Diseases」に発表された研究では、スペインかぜに第一波で感染した人は、その時に感染しなかった人に比べ、死亡率が70%低かった。(略)
ローン・シモンセン(Lone Simonsen)氏は「1918年の場合、現在われわれが持てる判断力から考えると、ウイルスの毒性がまだ弱かった最初の一波の感染を許したほうが、免疫力をつける上で良かったはずだ」と語る。
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しかし、よく考えると「わざと罹る」ことはできませんね。

というのも自分が感染拡大を助けてしまえば、ウイルスが変異する確率を高めてしまうからです。

それに、すでに病気を持っている人(特に糖尿病など)がインフルにかかると危険なことになるので、自分だけのことを考えて感染拡大を手伝うわけにはいきません。

ということは、今までどおり「うがい手洗いマスク励行」「たっぷり睡眠。たっぷり栄養」などでディフェンスするしかないですね。

それでも罹ってしまったら、イキの良いワクチン(ホントに生きてますけど!)を打ってもらったと思って養生するしかなさそうです(笑)。

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2009年5月 5日 (火)

新型インフルの死者は風邪薬が原因、という仮説

みなさん、お久しぶりです。

本業のほうに集中していましたが、今回の新型インフルでいろいろ考えさせられたので記録しておきます(投資にもからむネタですし)。

まず簡単な経緯をここにまとめます。感じたことはもっとたくさんあるので、別にまとめることにします。

 

新型インフルは、最初「豚インフル」と呼ばれていた。
下の記事にもあるように、初期の情報で計算すると致死率はだいたい7%(57/800)であった。

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メキシコなどで豚インフルが人間に感染、60人死亡の疑い
(2009年4月25日01時43分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090424-OYT1T00882.htm
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2009年4月26日(日)

「どひゃー! 致死率7%の新型インフルがヒトヒト感染かよ!」

たまたま実家に帰ったときにこのニュースを知る。

「ヒト→ヒトへの感染は確認できていない」という報道だが、そんなにたくさんの旅行者がメキシコの豚に近づいたとは思えないので、自分の中では「ヒトヒト感染」確定。しばらく様子を見て、ホントだったら東京に戻らずこちらで「穴熊生活」に入ることを考える。

考えてみると満員電車ってものすごい「病原菌拡散装置」だよな。しかし乗らないと仕事ができないから、首都圏にいったん入り込んだら拡散は速いだろう。

 

2009年4月27日(月)

ビビリながら東京市場を見るが、みなさんあまり気にしていない感じ。後場になってアジア市場の崩れを見てから東京も軟調になり、もしかしたら何も考えていなかったのかと不思議に思う。

後場、会員サイトの会員さん宛てにメールを出す。

  • 豚フルの感染者が1000人以上という事は、おそらく「ヒト→ヒト」感染と思って間違いない。普通に考えると感染拡大は止めようがない
  • その反面、SARSのように押さえ込みに成功する事もある。伝播するうちにウイルスの毒性が低くなることもある。栄養状態・衛生状態の良い国では流行しないとか、日本人の遺伝子には致命的ではない可能性もある。取り越し苦労になる可能性も否めない。
  • しかし「増えすぎた人口は戦争や疫病で減らすしかない」という人口調節メカニズムが変わったわけではない。注意するに越したことはない。
  • 市場への影響はもっと難解。普通なら株を買い増す局面だが・・・。

引け後、食料品や医薬品の備蓄を増強する。別の地方都市ではマスクが売り切れていたようだが、こちらはのんびりしたもの。店内でマスクをしている人間は俺だけ(笑)。

テレビでは「豚肉が売れない」「メキシコ料理店に閑古鳥」などとピント外れの報道が続く。ヒトヒト感染が始まった時点で、その発生源が豚だろうが鳥だろうが試験管内だろうが関係ないと思うのだが。まあ、豚フルで死んだ豚の肉は食わんけどね。

 

2009年4月28日(火)

やはり世界的に感染が拡大している。WHOは警戒レベルをフェーズ4に引き上げ。えらいこっちゃ。GWの予定はぜんぶキャンセルかな・・・と思ったら、みんなガンガンに海外旅行に行くらしい。サーモグラフィーで熱を持っている人が空港の検疫を突破したようだ。警戒レベルの意味がねえ!(笑)。

その中で、先進国での死者が出るかどうかに注目。果たして7%という致死率はメキシコ特有なのか、それとも病原菌自体にそんな毒性があるかを確かめたい。

メキシコ以外で初の死亡例はアメリカ。1歳11ヶ月の幼児。しかし後でわかったことだが、これもメキシコからの旅行者とのこと。先進国でも何百人も感染者がいるのに死亡者がいない。ということは致死率は7%どころか2%のスペイン風邪にも及ばない、致死率0.1%以下の普通のインフルエンザなんじゃないのか?と思い始める。

メキシコ人が特別にこのウイルスに弱いのであれば他のラテンアメリカも打撃を受けるはず。医療体制が悪いというのであれば、メキシコよりも遅れた国は世界にいくらでもある。やはりメキシコだけに死者が集中しているのはおかしい。

自分の中で「メキシコの市販薬に毒が入っている」という仮説が頭をもたげる。風邪シロップにジエチレングリコールが入っていて、乳幼児を含む数百人が死んだパナマの事件を思い出した。

 

2009年4月29日(水)

予定していた筍掘りとバーベキュー。油断しているわけではないが、まだメキシコ以外で死者が増えていないことがひっかかる。

 

2009年4月30日(木)

朝起きたら、警戒レベルがフェーズ5に引き上げられていた。

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新型インフルエンザ:「フェーズ5」 「大流行直前の兆候」WHO、米の2次感染受け
http://mainichi.jp/select/science/news/20090430dde001040004000c.html
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検疫は以前より強化され、勝手に国内に入れなくなっている。感染国以外はノーチェックだからいずれ入ってくるのはしょうがないにしても、ここで時間を稼げるのは大きい。

ただ、いまさら「ヒトヒト感染を確認」というのも驚きだ。感染者がみんなメキシコで豚と濃厚接触しているはずはないのだから、旅行者が数百人感染した時点で「ヒト→ヒト」は間違いないだろうに。

ということは、こういった宣言は証拠が揃わないと出せないので、今後も後手後手に回ると考えたほうが良いということ。学習した。

 

2009年05月01日(金)

会員さん向けに「新型インフルの死亡原因は風邪薬か?」というメールを出し、自分の警戒レベルも落として通常の生活に戻ることにする。

  • これだけ感染が広がっても、死者はメキシコだけに集中している。時間が経っても他の国で死者があまり出ないのであれば、毒性は通常のインフルエンザと変わらない
  • ということは、もうメキシコの医療体制や処方薬・市販薬に問題があるとしか思えない。パナマでは某国製の風邪シロップ原料で幼児が数百人死んでる。そちらの可能性を疑ったほうが良い。
    (知らない方は以下のキーワードをいくつか選んで検索してください。
    パナマ シロップ 幼児 死亡 ジエチレングリコール
  • それでも新型インフル、特に強毒のH5N1型の脅威が高まっていることは間違いない。また今回の新型にしても、梅雨に向けた今よりも第二波・第三波に注意したほうが良い。その間にどう備えるか。

2009 H1N1 Flu Outbreak Map
http://tinyurl.com/swinemap09

LAタイムズ2009/04/30の記事

今回の新型インフルはスペイン風邪(1918)ほど致命的ではない。あるいは通常冬季に流行するものよりもマイルドであるかもしれない。

http://www.latimes.com/features/health/la-sci-swine-reality30-2009apr30,0,3606923.story

Scientists see this flu strain as relatively mild
Genetic data indicate this outbreak won't be as deadly as that of 1918, or even the average winter.
By Karen Kaplan and Alan Zarembo
April 30, 2009

 

2009年05月04日(月)  車で東京に戻る

 

2009年05月05日(火)  

早朝、電車に乗る。咳やくしゃみをしたら気にする人がいるだろうなと思ってマスクをしたが、自分以外は誰もしていない。すっごく神経質で気が小さい人間に見えるかもなあ。本当に注意してたら電車なんか乗らないってば(笑)。

 

メキシコでの死者が200名を超えていたと思ったが、いつからかメキシコ政府が「確認できない死者は除外する」として急減した。それでも突出して致死率が高く、5月5日読売新聞の記事から計算すると約3.6%(=26/727)。メキシコ以外での死者はまだ出ていない。

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新型インフル、1200人超す(2009年5月5日  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090505-OYT8T00255.htm?from=nwlb
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メキシコでしか死者が出ていないことについて、産経の記事。

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【新型インフル】メキシコ「下降局面」 なぜ死者集中? (1/2ページ)
2009.5.5 00:26
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090505/amr0905050027000-n1.htm
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「世界でメキシコの死者数だけが突出する状況に、専門家も・・・一様に首をひねっていた。」

「最初の死者となったオアハカ州の女性が、極度に病状が悪化するまで売薬に頼り病院に行かなかった」

 

ここまで来ているのになぜ「その市販薬や原料」を疑わないのか?製薬会社などから圧力をかけられて口にできないのか?

メキシコ側が原因をはっきりさせない限り、投資や貿易は最貧国並みに落ち込むかもしれないがそれでもいいのか?

そう思っていたら、とっくに青山繁晴さんが問題点を指摘していました。この時点でこの見識はスゴイ!

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2009年4月29日(水)anchor
新型インフルエンザの真実 1-5

  • メキシコ政府が基本的な情報を開示したがらない
  • 本当は、メキシコ発のインフルエンザなのかもわかっていない
  • WHOに問題あり。現地に調査団を入れようとしない

http://www.youtube.com/watch?v=naQIVvHglfA&feature=related
(関連動画で続きます)
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追記

動画を漁っていたら、2月の頭の時点で、「新型インフルのカギを握るのは豚」と言っている番組を見つけました。普通は豚経由でヒト型に変異すると。そういえば読売新聞も初期のころに「豚の体内で豚インフルと鳥インフルが結合したか?」と指摘してましたね。そういうメカニズムだったとは知りませんでした。

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2009年02月09日(水)番組不明
【中国】北京厳戒!鳥インフルエンザ パンデミック(前後半) 20090209

  • 新型インフルの鍵を握るのは豚。なぜなら豚は鳥インフルにも罹るし、人インフルにも罹る。それらが結合するとヒトヒト感染する鳥インフルができるかもしれない
  • 20世紀に大流行したスペイン風邪等は、鳥から豚を経由して変異したと見られている。
  • 人、豚、鳥が一緒に暮らす中国南部の環境こそ、変異を加速する最適の環境。

前半
http://www.youtube.com/watch?v=Ztj3Piv6-dE

後半
http://www.youtube.com/watch?v=MApcHYLjoqk&feature=related

 

まさか「豚インフルエンザ」とは、想定外の感染拡大
(2009年4月26日13時19分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/news/20090426-OYT1T00381.htm

画像
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20090426-OYT9I00402.htm

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