新刊出来!

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

Google Analytics

  • トラッキングコード

« 日本人拉致問題の深淵(2) | トップページ | 竹島問題の本質(2) よみがえる「李承晩ライン」 »

2006年4月20日 (木)

竹島問題の本質(1) 広大な「海洋領土」の奪い合い

 

うおー、たまらん!  

仕事に集中したいのに、テレビや新聞のピント外れな解説を見るとイライラする! 

ということで、ストレス解消のためにカキコします。

 

広大な「海洋領土」の奪い合い

竹島周辺海域の海洋調査で、日本と韓国が揉めています。日本は竹島を自国領土と考えていますので、その周辺調査は当然のことです。それに対し韓国は、「調査船が来たら拿捕する」「戦争も辞さない」そしてついには「国連海洋法協約上の強制手続きから離脱」と、燃え上がっています。つい最近も中国が勝手に日本の排他的経済水域(EEZ)で「通行禁止宣言」をしてモメたあげく、撤回しましたよね。

私は国際情勢が割と見えるほうなので、なぜこんなことが連続して起こるかその必然性がよくわかります。しかしテレビや新聞はその理由を意図的に知らせたくないようです(わかっていないのであればまだ救われますが)。

これは日本の「戦後」を終わらせちゃんとした一流国になるか、それとも奪われるだけの奴隷国家になるかの岐路だと思いますので、気合を入れて解説しようと思います。

 

知っている人は知っている話ですが、国連海洋法条約では、沿岸国の200海里までの海底等を大陸棚としています。しかし地形・地質が一定条件を満たす場合、さらに延長することが可能なんです。それを認めてもらうためには2009年5月までに大陸棚の地形・地質に関する情報を国連に提出することが必要となっています。http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu5/siryo/001/04041501/009.htm

何を言っているかというとですね、「海の領土」が広がる可能性があるということですよ。ただそれを主張するためには、「データの提出」という仕事を期限までに終わらせる必要があるということです。それができない国は、「海の領土拡張」を主張できないということです。日本政府はワーキンググループを作っているようですが、スタートが遅くて予算も少なかったように思います。本当に2009年の提出期限に間に合うかどうか疑問です。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/tairikudana/renrakukaigi.html

 

まあ調査したところで、それがまるまる自国の経済水域と確定するわけじゃありません。しかし調査すらしていないのであれば、会議の席でもまるで勝負にならないのです。

 

「え、あんたも『彼女はオレのもの』って言うの?
でも、あんたは彼女のこと何も知らないでしょ。

興味なかったから知ろうとしなかったんだよね。
そんな奴が今さら『自分が開発したい』なんて言い出して、ずうずうしいにも程があると思わない?」

 

相手にしてみれば、とにかく難クセをつけて日本に調査をさせなければ、その後の確定作業が自国に有利に働くわけですよ。日本が配慮して調査を中止したら、彼らは会議の席で「日本は権利を放棄した、その証拠に調査すらしていないではないか」と主張するわけですな。

だから中国は軍艦まで出して東シナ海で日本の測量船を邪魔し、韓国は「拿捕するぞ」「戦争になるぞ」と脅すわけです。日本に平和憲法があることを逆手にとって、軍事衝突をほのめかせば日本政府は譲歩すると考えているのです。日本がビビッっておりてくれるなら、戦わずして広大な海上領土を奪うことができるからなんですね。

仮に日本が調査をせず、中国側の大陸棚が認められた場合、日本は本州の広さに匹敵するほどの「海洋領土」を失うことになります。(ごめん、正確な広さはわからない。オレの見た感じね)http://3.csx.jp/senkaku/

竹島周辺もそれは同じで、もし日本が調査をせず、韓国側が主張するEEZが通れば、日本は九州の広さに匹敵するほどの「海洋領土」を失うことになります。(これもごめん。見た感じ)http://www.asahi.com/politics/update/0417/image/TKY200604170330.jpg

 

最近増えている「海洋調査する!」「やめろ!」という争いは、学問上の争いではありません。国家の存亡を賭けた「領土問題」なのです。日本が調査を怠れば、隣接する国がすかさず領有権を主張するでしょう。国土防衛のために、2009年の期限までに調査を終わらせなければなりません。

中国が沖の鳥島を「あれは岩だ」と主張して日本のEEZを認めず、自分はスプラトリー諸島の浅瀬に掘っ立て小屋を作ってEEZを主張しているのは、その妨害工作です。島は小さくても、それがもたらず海上領土の恩恵は莫大なのですから「譲り合い」はありえません。http://www.geocities.co.jp/Bookend/8214/200407/04071301.jpg

 

にもかかわらず、マスコミは「話し合いで解決を」「近隣諸国に配慮して」と及び腰です。ひどいところになると「大きな島ではない」「誰も気にしていない」「争いをやめるほうがお互いの利益」と日本人に吹き込んでおいて、隣国に利益を与えようとしています。ただのアホウであればまだ改善の余地はありますが、中国様や韓国様の命令で売国をしているのであれば救いようがありません。

 

領土問題に譲歩は禁物です。たとえ武力衝突となっても。

武力で領土を奪おうとする敵に、話し合いは通用しません。それを諦めるということは自分の生存権を放棄するということで、お互いに譲れないのであれば、あとは覚悟と力の勝負です。イギリスが遠く離れたフォークランド諸島をすぐさま奪還したように、毅然とした態度で国土を守るべきです。それが長期的には、国民の生命と財産を守ることにつながります。

過去の日本はそれをやらなかったために北方領土と竹島を奪われ、対馬や沖縄まで狙われるという危険を招きました。

彼女の体を勝手にまさぐられてブチ切れない男は、その彼女を失うことになるでしょう。そのような男は、他のどんな女性も次々に失うことになります。

寸土を失うものは全土を失う

のです。

(続く)

« 日本人拉致問題の深淵(2) | トップページ | 竹島問題の本質(2) よみがえる「李承晩ライン」 »

コメント

昭和維新の芽が生えた

 アホな芸能人が知ったかぶりでこの件についてコメントするのはいい加減止めて欲しいと思います.

 小倉,お前のことだよ.

話の内容、だいたい同意です。
ただ大陸棚の定義が、ちょっと違うと思いますが。

200海里のことは知っていましたが、2009年までの大陸棚調査問題
は、知りませんでした。
このブログが、沢山の人の目に触れ
2009年問題が広く知れ渡ることを
願います。

Adaさん、Cindyさん

コメントありがとうございます。

よろしければ大陸棚の定義について、教えていただけませんか?

私の認識では「EEZは基本的に中間線となっているが、大陸棚の定義次第では日本側に押し込まれる可能性がある」ため、それが中国と東シナ海でもめている原因だと思っていました。で、それを押し返すためには最低でも調査が必要であると。

もし誤りがあるようでしたら教えてください。

大陸棚(領土の自然の延長をたどって大陸縁辺部までの海底)が続く限りは大陸棚として認められるものかと。
大陸棚が200海里に満たない場合は200海里までを大陸棚ということにできるというだけで。(国連海洋法条約76条1項)

それとEEZと大陸棚の境界の確定は中間線基準ではないですね。
衡平な解決を達成するために各国が合意により行う(国連海洋法条約83条1項)となってます。
衡平な解決には歴史的事情や現実の使用状況などが考慮されると言われています。
まあ、どうしようもなければ中間線に落ち着くのは事実ですけれど。

それとEEZと大陸棚の境界は必ずしも一致するものでもありませんね。
EEZと大陸棚とでは目的とする権利が違うので、大陸棚の方がEEZより広いなんてこともありえます。

Cindyさん

私の勉強不足を補っていただき、ありがとうございます。申し訳ありませんがあと少し教えてください。

1. 国連海洋法条約を読んでみましたが、違う国がEEZと大陸棚の権利を持ってしまうと困ったことになりませんか? たとえば東シナ海の日本のEEZが中国の大陸棚と認められていたとしたら、鉱物資源の開発ができないとか…。わかりやすいサイト等があったら教えてください。

2. EEZや大陸棚の境界が「衡平な解決…歴史的事情や現実の使用状況」基準で決まるのであれば、日本が調査や開発を進めなければ不利になるという理解でいいですか?

3.竹島周辺や東シナ海の調査が2009年の期限までに間に合わないとしたら、日本の海洋権益にどれぐらいの影響があるのでしょうか?

はじめまして。
ニュースを見ていて気になっていたことが、明快に説明されていて大変勉強になりました。
多くの方に読んでいただきたいと思い、拙ブログ記事中で記事リンクさせていただきました。

該当記事のTBをお送りいたします。

ねこねこさん

どうもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

2009年問題に関し政府にメールをおくりたいのですが、何処の省庁が所管しているもんだいでしょうか?
外務省でしょうか?

名無しで投稿された方へ

リンクをたどると、この問題の対策室は内閣官房になってますね。連絡会は(内閣官房、防衛庁、外務省、文部科学省、水産庁、資源エネルギー庁、国土交通省、海上保安庁、環境省で構成)のオールスターズです。

調査が遅れていて、予算も少ないと聞いたのが数年前です。進んでいるんでしょうか?

中国が沖の鳥島を「あれは岩だ」と主張して日本のEEZを認めず、自分はスプラトリー諸島の浅瀬に掘っ立て小屋を作ってEEZを主張しているのは、その妨害工作です

 ・・・画像どこかで 
    見ました。

教科書に載せるのは当然として、それ以外の問題が大きいということでしょうか。
民主党、日本共産党及び社民党は、意図的に領土問題に無関心である。

竹島さん

基本的に、日本のメディア・かなりの政治家・市民団体は、外国人の支援を受けて日本の弱体化を狙っています。「団結して国民や国土を守る」なんて意識を持たれては困るんですよ。

竹島は韓国に譲れ!なんて大新聞がのたまうような国ですからね。4000人の漁民が拉致されて死人まで出たのに知らんぷりです。

 こんにちは。お忙しい中失礼します。
 毎日問題を各マスコミがスルーすることを疑問に思い、いろいろネットをさまよいながら、ゴーマン戦争論を読み、涙し、日本・日本人を意識できるようになった親米ポチこと純粋まっすぐ君(51)なのですが、
> 「団結して国民や国土を守る」なんて意識を持たれては困るんですよ
 とのことですが、恥ずかしながらこれをどのように解釈してよいのか分りません。
 このような脊髄反射的な無駄な行動に労力を割くのではなく、知恵を絞り、力の源泉であるマネーを学べとの理解で宜しいのでしょうか。
 貴サイトは昨日2ちゃんに旧「それを教えちゃまずいだろ」へのリンクがあり寄せていただいております。
 お忙しい中勝手なお願いですが、何卒ご教示くださいませ。

 再読し、理解いたしました。
 マスゴミ(=反日勢力(=南北韓国・中国・層化・似非童話))にとって日本人の団結が困ると言うことですね。
 コメント欄を汚してしまい申し訳ありませんでした。
 メルマガ登録しました。
 配信を楽しみにしております。
 ありがとうございました。

親米ポチこと純粋まっすぐ さん

古い記事にコメントをいただき、ありがとうございます。

竹島問題が再燃してますね。数ヶ月前に台湾が尖閣に色気を見せましたが、このとき韓国に対してへタレた影響がモロに出ています。武力衝突をほのめかせば領土を譲ってくれるのですから、おいしい国ですよ。

はじめまして
昨日調べものをしていてこのブログを見つけたのですが、とても勉強になるなと思い今最初から読ませて頂いている途中です。
今はもう2010年になってしまいましたが、2009年までに海洋調査を終わらせなければならいという竹島の問題は一体どうなってしまったのでしょうか?表向きの現状は変わってない筈だと思いますが、笑ってはすまされない問題だと初めて思う事ができました。

日本くん、さん

おお! 仕事にかまけている間に2010年になってしまった!

ググってみたところ、無事に終わったようです。

日本の大陸棚申請、国連委が審理開始
2009.9.12 11:49
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090912/chn0909121152001-n1.htm

しかし、記事で「太平洋南方海域で」とあったのが気になりました。もしかして他の海域は調査してないのか、それとも大陸棚だから海に向かってしか主張できないのか?
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/dai4/sankou1.pdf

しかし仮に海に向かってしか主張できないなら、島国は大陸沿岸国家の拡張要求を押し返すことしかできないので不利な気がするんですが。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1852/1484585

この記事へのトラックバック一覧です: 竹島問題の本質(1) 広大な「海洋領土」の奪い合い:

» 日韓の緊急協議の裏側。さて国民にとってどっちがおトクか(´ε`;) [言うだけならなんとでも。]
産経新聞の記事を全面的に信用するわけではないんですけどね。 他の新聞社でこんな記事載ってないもんですから、取り上げてみます。 本当なら、日本政府の足並みは揃っていないことになりますね。 そんなことでは困ります。... [続きを読む]

» ニュースが多すぎる。^^; [東亜備忘録]
今日は目についたニュースをいろいろ。多すぎて大変。^^;【海洋調査、主張は平行線…22日再協議】【沖縄:八重山に韓国製ドラム缶十数本漂着、オホーツクと同一】【黄砂対策で資金欠如、国際協力呼びかける】... [続きを読む]

» リンク [原爆ネタで笑う韓国人まとめ (PukiWiki/TrackBack 0.3)]
http://www12.atwiki.jp/vip2006-japan/ VIPの方のまとめ、しかし管理人がやる気ないのか、全然まとまってない。 http://www.geocities.jp/hen_korea_news/02/02_04.html 見やすく纏まっている。いまいちよく分かっていない人は見ると良いだろう。 痛いニュース(ノ∀`):大使...... [続きを読む]

» 日本完全勝利!? [R'z のブログ]
『竹島問題』 次官級会談 日韓合意!韓国名提案せず! 今回の海洋調査中止!!  いくら興味がない方でもこの位は知ってますよネ!?・・大丈夫ですか??  今回の 『竹島問題』 はオイラがブログで独りで興奮している?ようですが、戦争の一歩手前であったのは事実..... [続きを読む]

» 大紀元、お前もか!-竹島の扱い- [中国あれこれ]
中国共産党により支配されているメディアはもちろん、日本国内のほとんどの中国語メデ [続きを読む]

» “竹島、お互いが領有権主張することを黙認しよう” 1965年に、日本と韓国で「密約」? [政治・文化・社会・経済・科学ニュースと世間の目]
19日発売の韓国誌・月刊中央は、日本と韓国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)に関し、1965年1月に日韓双方が互いの自国領土の主張を黙認する趣旨の密約を結んでいたと報じた。この報道に対し、日韓双方の複数の政府関係者は「そのような合意の存在は知らない」としているが、今後、議論を呼びそうだ。 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007031900454 日本の文化財もそのうちお互いに所有することになってたことにされそうだな。 100回言って本当の話... [続きを読む]

« 日本人拉致問題の深淵(2) | トップページ | 竹島問題の本質(2) よみがえる「李承晩ライン」 »

フォト
無料ブログはココログ

スポンサードリンク