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2006年8月14日 (月)

八方美人でいられない

(続きです) その討論番組では

「近隣諸国と仲良くしなければならない。だから小泉外交は失敗」と言いながら、保守系の女性議員を大勢で袋叩きにしていました。彼女はそれなりにロジカルに反論していましたが、相手はそもそもスタートラインが前述の通りなので聞く耳を持ちません。しばらく見ない間に番組の質が落ちたのかなと思いながら見てました。

その中で彼女が指摘していたのは、「日本は世界から好かれている」ということです。その根拠として「ある国が世界に良い影響を与えているか否か」という調査で、33カ国中31カ国で「良い影響を与えている」と答えたほうの割合が多かったことを挙げていました。これは評価対象となったメジャー8ヶ国の中で、堂々の一位です。ネットでは以前から有名な話ですが、「日本は世界で嫌われている」と思い込んでいる人のために念のため掲載します。

 

メリーランド大学+BBC調査
     ↓↓↓
http://www.worldpublicopinion.org/pipa/articles/home_page/168.php?nid=&id=&pnt=168&lb=hmpg1

ここで日本のところを見るとわかりますが。「日本が良い影響を与えていない」という2カ国は予想通り中国様と韓国様です(北は調査しなかった模様)。
http://www.worldpublicopinion.org/pipa/articles/home_page/168.php?nid=&id=&pnt=168&lb=hmpg1#japan

面白いのは韓国で、あれほど日本のことを罵りながらも44%が「日本が良い影響を与えている」のほうに投票しています。あちらの国情も複雑なようですが、それを知ったこちらの感情も複雑ですな(笑)。

 

そんなわけで「アジア外交の失敗」という人たちの「アジア」が何を示しているのか、よくわかったと思います。ただそれは別に不思議なことではなくて、一般的に隣接する国は仲が悪いんですよ。だって仲が良いのなら、同じ国になればいいじゃないですか。利害が対立したり、相容れない価値観やアイデンティティを持っているからこそ、別の国として存在しているわけです。それもならず者国家に嫌われているのなら、喜ばしいことだと思いますよ。

  むかし学校で得た人生の法則(2)

  鼻つまみ者に嫌われるのは、
  しばしば人気者の証(あかし)

しかし、日本のマスコミ各社がそれらの国を応援する理由がわかりませんねえ。弱者を救うのはメディアの大切な役割ですが、国益に反してまでやることではないと思いますけどね。

 

昨今の情勢を見ると、日本は八方美人ではいられない状況になっています。そして幸い、中華思想よりもはるかに価値観が近いと思われるアングロブラザーズ(米英豪)と利害が一致しています。

アングロブラザーズは世界のエネルギー・情報・通商・金融などを握り、事実上世界の覇者です。これを敵に回すと第二次大戦(WWⅡ)のようにボコボコにされるのですが、幸い相手も「日本人は利用したほうが良さそうだ」と感じているようなので彼らの地位を脅かさない限り問題はないでしょう。

彼らと仲良くやっていた第一次大戦後、日本は国際連盟5大国の一員でした。しかし彼らと対立するようになった第二次大戦直前には、アメリカとの生産力が1対10以上に開きました。そしてアメリカとの同盟国になった戦後その差は1対2-3に縮まり、経済大国に返り咲いています。つまり、経験的に彼らと仲良くやっている時代のほうが、対立するよりもはるかに幸せなのです。

日本が自国で石油を生産することができず、海上貿易によって発展することが基本戦略となるのなら、海の覇者である彼らと対立する理由はありません(本当は日本が「海の覇者」になろうとして、決勝戦でボコボコにされちゃったんですけどね)。

アメリカはしばしば身勝手で困った国ですが、それでもフェアであろうとするところは評価してよいと思います。戦後は貿易の門戸を開いて復興を助けてくれましたし、沖縄も返してくれました。国益に沿うとなれば同盟国として破格の待遇をしてくれますので、性格的に「裏切り戦略」が苦手な日本には最適のパートナーだと思います。

 

翻って、中国はどうでしょう?

彼らの人間関係には「王様と奴隷」しかなく、「対等なパートナー」という概念がありません。カモでなければ、あとは敵です。絶え間ない裏切りの中で他人を信じることができないまま一生を終えます。疑心暗鬼が常なので、たとえ自国民であっても敵を絶滅させるまで安心できないのです。

自国民を何千万人も殺す国が、日本人をそのまま生かしておくと思いますか?それは「中国から来たチベット人留学生」と同じぐらいありえません。

 

それでも「中国と仲良くしたい」という人には、こう問いかけましょう。

  • あなたが日本以外に生まれ変わるとしたら、中国がいいですか?米英豪がいいですか?
  • 日本を共産主義独裁国家にしたいですか、それとも民主主義のままでいたいですか?
  • 支配者が変わるたびに前の業績を全否定して、罪人の墓を暴いてムチ打つことが嬉しいですか?

どこの国とも対立したくないという気持ちはわかります。しかし国際情勢がそれを許さなくなってきており、「功名が辻」の山内一豊で例えるなら豊臣方か徳川方につくか的確な判断が求められているのです。

私は親米ポチと言われようが、日本が独力で通商や産業を守れない以上はアングロブラザーズと協力する以外にないと思いますけどね。いうなれば「消去法だけどかなり確信的な親米英豪」というところでしょうか。

 

昔2ちゃんで拾った傑作↓↓↓
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366 :名無しさん@6周年 :2006/02/18(土) 02:24:31 ID:TKE1pTj+0

 

中国のポチ
=重い鎖(平和憲法)につながれ、狭い檻(沖縄等喪失して本土のみ)に閉じ込められ、時々気晴らしに殴られ(反日暴動)、残飯のようなエサ(貿易黒字)すらろくに与えられず、最後は屠殺(民族浄化)されて皮を剥がれて(環境破壊)食糧にされる(チベット化)
 

 

アメリカのポチ
=広い庭(アジア)に放し飼いにされ、大きくて立派な犬小屋(経済大国)に住め、美味いエサ(貿易黒字)を貰え、庭に侵入者が来たら吼えたてれば主人が出てきて自慢のショットガンで撃ち殺してくれる(安保条約)

 

最近飼い主がライフルを磨きながら「今度の週末は一緒にハンティングに行こうぜ!(日米同盟双務化)」と言い出した。もう一匹の飼い犬プーチー(イギリス)とも仲良く猟をやるべきかこのまま庭の番犬にとどまるべきか迷っている。

 
あと主人自身も食ってるあやしげな牛肉をたっぷり差し出して「オレの肉が食えんのか!それでも友達か!」とか怒っている。

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コメント

庭に侵入者が来たら~のところで噴出してモニターを汚してしまいました。
今「半島を出よ」という小説を読んでいるのですが村上龍さんが書かれているように、もし日本がアングロブラザーズから見放されたら日清戦争の第2ラウンド突入でしょうね。

「博多の人」さん

はい。日本が制空権・制海権をなくしたら先進国ではいられません。それを打開するために海に出れば、彼らとぶつかってしまうことになります。第二次大戦とまったく同じパターンです。

いっそ鎖国ができればうれしいのですが、ペリーがまた「開国してくださいよぉー」って来ちゃうでしょうね。だから彼らと仲良くするしかないと思います。

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