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« 北朝鮮の生きる道 | トップページ | チベット亡命者射殺に思うこと-全体主義者との対決が近づいている »

2006年10月22日 (日)

「日本の核武装論」が持つインパクト

 

本ブログは7月に「日本も核武装するぞ!って脅せよ。そうすりゃあ中国様が必死になるからさ」と提言しましたが、自民党の麻生さんや中川昭一さんがそれを言ってくれたおかげで北への包囲網が強まっています。

参照 → 今こそ「核武装論」+「分担金永久滞納」!

相変わらず笑ってしまうのが、テレビのコメンテータや平和団体・反核団体です。北の核武装には「刺激してはいけない。相手の意思を尊重して話し合いを続けろ」というくせに、日本がやろうとすると「議論するのも言語道断!核武装はいけないと昔から決まっているんだ!」と、すさまじい勢いで言論封殺をします。さすが全体主義者は不公平で支離滅裂ですな。

まあアホは放っておいてみんな討論してますから、健全な民主主義だと思いますよ。10年ほど前であれば西村眞悟さんがそれを口にしただけでクビにされましたから、かなり「無抵抗敗北主義平和真理教」の呪縛が解けてきたのだと思います。

 

で、ネットを覗いたらこんなサイトで盛り上がっていました。訳文が超絶愉快なので、まだの方はまず読んでみてください。

「今日の覚書、集めてみました」より

原文: 第二次大戦は終わったんだよ(ワシントンポスト)

 

訳者のユーモアも楽しいんですが、原文もそれに近い感じですね。さっそく要チェックリストに加えてしまいました。

こういった文章を読むと、やっぱりアメリカはまともな国だよなあと思ってしまいます(かなり変なところもあるけど・笑)。少なくとも戦後の日本は米国にとって価値観を共有できる同盟国であり、周辺国を侵略したり、民衆を虐殺したという歴史はない。それどころか米国を助けるために資金や技術をサポートしてくれて、お互いの国益が一致している理想的な関係にある。こういったことを評価してくれている人が日本で報道されることはほとんどないのですが、このような意見があることを知るだけでも勇気づけられます。

 

で、この文章を見て思ったのは、「日本の核武装カード」ってのは、周辺のならず者国家だけではなくアメリカに対しても有効なんだなあと。自分が7月にそれを提案したときはあまり考えていませんでした。

確かに日本が核で脅されているのをアメリカが黙認したら、日本も核を持たざるをえません。しかしある面で臆病なアメリカは、同盟国といえどもいつその核が自国に向くかわからないので、核拡散自体に反対するのが基本です。現に台湾やオーストラリアも核武装をストップされたそうですから、やむをえない場合を除いて認めるはずがありません。

ではその「やむをえない場合」というのは何かというと、「価値観を共有できない国」に「価値観を共有できる同盟国」の存続が脅かされた場合です。冷戦時にソ連の脅威にさらされた英国は核武装を認められていますし、西ドイツはアメリカから核ミサイルをレンタルして、わざわざ敵が見えるような場所に配置しました。そういった強い姿勢が「熱い戦争」を引き起こすことなく、自由主義諸国を勝利に導いたのです。

そのようにしてヨーロッパでは冷戦が終わったわけですが、アジアではまだそれが続いています。なぜなら「カネは持ってるけどリスク感覚がほとんどないおマヌケな経済大国」があって、自国を犠牲にしてまで周囲の軍事独裁国家を支援してきたからです。また米国も民主党政権下で、「ソ連の次の敵は日本だ!」とレポートを出して、日本を弱体化させるという判断ミスを犯しています。

 

しかし現在のように東アジアの自由主義諸国が核の脅威にさらされるようになったら、アメリカは自国の利益のために日本を守らざるを得ません。日本が敵側に乗っ取られてしまえば次はハワイですし、安全でスキルの高い基地を失っては中東政策(=石油の確保)もままなりません。

さらに洗脳された日本人が資金と技術を結集してカミカゼアタックをかましてくることを考えたら、最終的にはアメリカが勝つにしてもイヤすぎるトラウマでしょう(まあ日本のほうがはるかにひどい症状で、アメリカと戦うなんて考えたくもないPTSD状態なんですけど)。

そういう意味で、日本が「核武装しようかなあ」というのは敵味方問わず自国の地位を高めるために有効な戦略だったんですね。日本の核武装を止めるためには、米国も「本国に準ずる日本防衛の意思」を明言せざるを得なくなるわけですから。

もっとも戦後の首相たち(たとえば吉田茂)は米国に対して「日本も共産主義になっちゃうよ?」と脅しながら援助を得ていたと聞いたことがあります。まあ、嫌われない程度にわがままを言って自分を高く売るのは恋人同士でも会社と社員の間でもやっていることですから、節度をわきまえてやってください(笑)。

 

しかしライスと麻生と中川昭一って、いい味出してるよなあ。まるで組み麻雀みたいなコンビネーションだ。

**********************
麻生   「中」
ライス   「ポン!」
麻生   「白」
ライス  「ポン!」
将軍様 「九万・・・」
ライス  「あらぁ、そんなの出るかしら? 大三元ね。4万8千点」
**********************
ライス   「連荘ね。ピンゾロで2」
中川   「俺も2だ」
ライス  「あらぁ、また配牌でアガってる。天和が続くだなんてやめられないわ」
胡錦涛  「(ミエミエのいかさまなのに手下がアホだから対抗できない・・・)」
**********************

こんな調子で、日本の政治もだいぶ楽しくなってきました。

本当は天国と地獄の境目なんだけど、自由の国にいるのだから楽しくピンチを凌がないとね。

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コメント

本当、コレだから共和党政権は止められませーーん。
ヒラリーが政権を取る2008年マデに何らかの既成事実を作ってしまえれば良いですね。

ロシアについては、昔も今も原油価格しだい。
アメリカが脱石油政策を採ったほうが、絶対北朝鮮駐留経費より安いはずですよ。

いや~ほんといい味だしてますよ、麻生
さん、中川さん。
核武装の話しがこれほど有効だとは思っても見ませんでした。
常任理事国がちょっとだけ慌ててますよ。
2人共確信犯ですかね?それとも意図せずに
発言したのか。
最近ちょっとたのもしいです、日本外交。
でもまだ今の内閣は始まったばかりですからもう少し様子をみましょうか。

P.S以下の記事ですが、中共の本質が見えましたね。
「9月末に中国チベット自治区とネパールの国境近くで亡命を試みたチベット尼僧(25)や少年僧(15)らが、中国の国境警備隊の銃撃を受け少なくとも2人が死亡した事件の映像が世界中で放映され、国際社会を騒然とさせている」

なんとも悲しいことです。

nicolloさん

ヒラリーは本当に政権を取れますかね?
 ブッシュは米メディアから攻撃されていますが、あれは本当に世論を反映しているのかと疑問に思うことがあります。日本でもメディアが小泉首相をさんざん叩いて民主党政権を立てようとしていましたが、現実は小泉支持が圧倒的でした。
 日本と同じようにアメリカでも、プチメディアが力を持ち始めているように思います。

大和さん
 チベットの記事と映像は少し前に目にしましたが、昨日2ちゃんとYahooJapanのトップに出ていたので驚きました。
こうやって虐殺されているのは今はチベット人であり、チベット仏教です。しかしこれを許せば「台湾人」「日本人」「神社」「キリスト教徒」「イスラム教徒」へとエスカレートすることがなぜわからないのでしょうか。中国の国内問題だからと言って許していると、台湾や沖縄のように「勝手に国内認定」されて、独立を守ろうとすれば反逆者として始末されるだけです。
 全体主義者に屈しない強い日本こそが、アジアを安定させると私は考えます。

メディアの民主党バイアスに関しては全くそのとおりでしょう。

ただ、向こうの生活様式は「way of 原油がぶ飲み」だってことです。

毎日に通勤途上でスタンドで給油する度にクリントン時代の3倍のお金が財布から出てく訳です。
「そーいえば2000年の選挙の時はゴアは『これからは環境の時代っだ』って言ってたなーー。あーオレはなんて馬鹿だったんだーー!クソブッシュめ。あのーやろーテキサスやエクソンのオイル仲間とオネーちゃん両サイドにはべらせてウハウハか!?」と募る不満は溜まる一方。

そんな2007年キャンペーン開始で、ヒラリー&ゴアが出馬したらどうなるか?

「ゴッドブレス!デモクラティック!!」
「環境ハイウェイでオレの401kもウハウハでアーリーリタイアメントだーー」ってことになることを見越して、環境関連の米国企業物色中です。(^^)

*エマージング崩れ狙いは諦めました。トホホーー。

nicolloさん

うーん。災いの種はいつも民主党が撒いて、共和党はその尻拭いをしているようにしか見えないのですが。
 クリントンの黄金時代はもともとレーガノミクス(規制緩和と減税)の果実と「冷戦後の戦勝相場」でしょう。ロシア崩壊で原油価格が下がったわけだし。その効果が出たときに民主党政権だったからと言われてもねえ。
 今の北朝鮮だって、もともとクリントンやカーターが将軍様に騙されたせいでしょう?その因果関係がわかっていないとしたら、アメリカも危ういですよ。

真実はそのとおりです。
僕がアメリカ人だったら共和党に入ります。

しかーーーし大多数の一般の有権者の記憶はそんなに長くありませんし、因果関係なんか面倒くさくて考えてられません。
ガソリン代と401kの評価益に一喜一憂する毎日なわけです。

ゆえに最近の原油価格が比較的落ち付いているのと、ダウが最高値更新中であることは中間選挙で共和党の有利に働くのでしょうね。

2007年の南部決戦までのダウとWTIでどちらが勝つかは説明できると私は思います。

nicolloさん

 うーん、確かに日本でもマドンナ旋風とかあったしなあ(えっ?ジジイしか知らないって?)。選挙の風向きはよくわかりません。
 しかしもし株価が影響するなら、これから1年であれば米株は悪くないと予想しています。
 そうそう、環境関連なら意外と日本の会社が強いですよ。

抑止力としての核だったら、合衆国のICBM発射権を買っちゃうって言う方法もありじゃないでしょうか。
自前で開発するより、低コストだし、合衆国も自分で保有している核だから安心。
日中がきな臭くなっても、さすがに中華も合衆国本土の核施設を先制攻撃する訳にはいかないだろうし。

通りすがりさん

それはドイツがやったようなレンタル方式に近いですかね。だた米国は発射権をすべて渡すようなことはないと思いますよ。日本が国益に沿わない行動をしないとは限らないわけですから。極端な話、米国に核を落とされる可能性だってあります。
 だから私は「アメリカから借りて、拒否権を持たさせる」というレンタル方式が現実的だと思います。独自防衛として原潜も欲しいところですが。

発射権は10〜20発ぐらいあれば十分だと思います。

おっしゃるようにレンタルと機能的にはほぼ同じです。
合衆国への発射権は放棄し、オペレーションまでを合衆国に委託し、国内配備にはこだわりません。
国内配備はマスコミや左な人たちの反対が凄まじいことが予想できますし。
(米軍が沖縄にPAC3を持ち込むだけであの騒ぎ。)
騒ぎにつきあっている時間の猶予はないと思います。

必要なものはたくさんあります。空中給油機と航空自衛隊の対地攻撃能力とMDの整備。

あと、民主党政権対策として、米国債をたっぷり買って人質にすることも。

通りすがりさん

スピード優先ならそんな手もありますか。あえて問題があるとしたら「俺たちが滅びるときには、1-2カ国だけ道連れにする!」という抑止力が、命の値段が安い国には通用しないことですね。「うちは3-4億人死んでも平気。むしろ助かるわぁ」と言っている国が最初の相手ですから(笑)。

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