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2008年2月23日 (土)

東アジア選手権。サッカーによく似た暴力ショー

(タイトルは違いますが、前の記事と関連しています)

今日、サッカー東アジア選手権の日本vs韓国戦が行われます。

私は、この大会やA3チャンピオンシップなどが好きではありません。そもそも中国と対戦するときに審判は韓国、韓国と対戦するときに審判は中国という、四面楚歌な環境でサッカーをやる意味がわからないからです。

特に今回は重慶のスモッグの中で行われており、水も空気も食物も毒。審判も観客も「日本人には何をしても良い。むしろ懲罰するのが正義。」という環境の中で、サッカーに良く似た一方的な暴力ショーが行われています。

日本選手に対しては、悪質なファウルをしてもお咎めなし。第二戦の対中国では安田選手が飛び蹴りを食らって退場、他の選手たちも悪質な暴力行為を受けてましたね。 

自分もサッカーをやっているので、選手生命を失いかねない悪質なファウルを見ると心と体が同時に痛くなります。自分も思わず呻き声をあげて、やられた場所を押さえていたりもします。

そして相手チームと、それを許している審判と、こんな大会をやっている関係者に対して怒りが湧いてきます。勝った負けただとかという話ではなく、おまえらはサッカーというスポーツを憎んでいるのかと。

 

サッカー選手は、スポーツの中では盛りが短いことを知っていながらプロになります。ケガしてもダメ、体力が落ちてもダメ、監督とウマが会わなくてもダメ、戦術が合わなくてもダメ。スターになって報われるのはほんの一部ということを知りながら努力をしているのです。

それを支えている家族・サポーター・チーム・協会・・・。自分は選手になれなくても、プロになれなくても、サッカーを好きな人は大勢います。日本代表チームは彼らの集大成であり、憧れでもあるわけです。

 

その日本代表を劣悪な環境に放り込み、どうだっていい勝負や視聴率のためにサッカーによく似た一方的な暴力行為にさらすのはどうしてでしょうか?

他の国は日本人がぶちのめされてのたうち回るのを見るとスカッとするでしょうし、有望な選手を毎年ケガさせていけば、日本代表の力は確実に衰えていくでしょう。何をやってもせいぜいイエローカードですから、痛くもかゆくもありません。

しかし日本のサッカーファンはたまったもんじゃありません。これらの才能を見出して磨くためにどれぐらいの労力と時間が費やされたかを良く知っているからです。

日本代表になってもこんな扱いしか受けないのであれば、代表選出を拒否する選手が出てきたり、サッカーを続けても報われないと思う青少年が出てくると思います。それは明らかに、サッカーというスポーツ自体の衰退につながります。

それを日本の関係者が推進し、日本企業がスポンサーについているとなれば、これはもう自傷行為としか言えないですよ。

 

みんなで期待して大事に育てた選手たちが、一瞬にして選手生命を失うのは楽しいですか?

俺には怒りしか湧いてきませんがね。

サッカーの試合に名を借りた暴力ショーはもうやめてほしいと思います。

2008年2月22日 (金)

中国産毒入り餃子(4) 「南京その他」も同じ手口

今回の事件は、ずっと後になって「日本人が冷凍食品に毒を入れて中国人を50万人殺した」ぐらいに変わっているかもしれません(笑)。

カンの良い方は気づいたと思いますが、これが今の日中関係をよく表していると思います。

南京大虐殺とやらもそうやって捻じ曲げられてきましたし、最近では重慶爆撃が「重慶大爆撃」になってガンガン犠牲者が増えています。中国政府ががんばってますから、そのうち写真もできてくるんじゃないでしょうか。あとは本や映画を世界にばらまき、記念館を建てて「事実」にしてしまうだけです。

 

「日本人は南京大虐殺で30万人殺したああ!」というのは、中国共産党政府が数千万の自国民を殺したことを隠すスケープゴートでしかありません。その前に通州事件・済南事件で日本の居留民を虐殺しているのに、戦後もウイグル・東トルキスタンを侵略し、今でもダルフールの虐殺に加担しているのに、それを隠すために「日本人は悪魔だあああ!!!」と叫び続けているのです。

それに日本が反論しないもんだから、よく知らない人はそれが本当だと思っちゃってます。こうやって「日本人の悪行」が捏造され、世界に流布されていくわけですな。

当然のことながら、韓国や北朝鮮が言う「植民地支配」「強制連行」「従軍慰安婦」「創氏改名」も似たようなものです。彼らの都合によって作られたファンタジーを、日本側が受け入れることによって「事実」にされようとしているわけです。

 

ではなぜ、日本側は反論しないのか?

  1. (一般人の考え)
    いくらなんでもそんなデタラメを信じる奴はいないだろう(これが甘いのだが)。狂人にかかわった時点で損をするのだから、無視するに限る。
     
  2. (親中派の考え)
    ハニートラップと裏金がやめられないんだから、従うしかないわな。日本人がどうなろうと知ったこっちゃないし。
     
  3. (かつての知中派の考え)
    ここで日本が反論すると、中国(韓国)は内乱みたいな状況になるんだろうな。ソ連との対抗上、それは得策ではない。ここは西側の結束のため、黙っておこう。

3番目の考えは冷戦時代であればよくわかります。

それを続けた結果、中国・韓国は「みんな日本のせいにすればいいや。反撃はないし、むしろ援助してくれるし」という思考回路が定着してしまいました。無理が通れば道理ひっこむというやつです。

しかし、日本国民のほうはたまったもんじゃありません。世界中で悪口を言われ、濡れ衣を着せられる、税金をまきあげられるわけですから。余裕があった時代はまだしも、そういう構造を知ってしまうと「彼らのために自分が死ぬのはいやだ」という人たちが出てきます。それがネット世論にあふれているわけですね。

 

逆に考えると、中国や韓国を分裂・衰退に追い込む手段も見えてきます。といっても難しいことではなく、日本がムチャな要求を拒否すればいいんです。

彼らが「謝罪しろ!」と言っても「おまえこそ謝罪しろ」と言い返す。「賠償しろ」と言われても「おまえこそ賠償しろ」と言い返す。そうしないと言いがかりは永久に続きます。彼らとの友好関係なんか全く必要ではなくて、少しだけ貿易して、政治的にはずっと対立しているぐらいが安全なんですよ。

より相手を追い込みたいのであれば、中国人民に向かって「政府はもっと日本に強く当たれ!」とあおります。要するに、銃口を背中からつきつけられた状態で日本にムチャな要求をさせるということです。今であれば、毒入り餃子事件について日本政府に謝罪と賠償を求めさせるということですね。

当然ながら、日本政府はそれを拒否します。そこで

「今のXXX主席はダメだなあ。日本のような蛮族を服従させることができないなんて、徳がないんじゃない?」

と言ってみたりします。

中華思想では「徳がない」→「支配者としてふさわしくない」→「革命で倒しても良い」ということになってますから、共産党幹部は焦ることになります。その結果、さらにムチャな要求をしても良し、内乱やクーデターが起こっても良し、暴動や革命が起こっても良し・・・。

ともかく中国共産党の権威を殺いで、民衆の矛先を向けさせることが大事です。その結果、彼らの中で内ゲバが起こって大量の死者が出るかもしれません。しかしそれもやむなしだと思います。

 

そんなことを思う俺はひどい人間でしょうか?

「言いがかりにはちゃんと反論する」そんな当たり前のことをやったたけで隣国で内乱が起こり、千万単位の死者や難民が出るかもしれないと思うと怖くなることがあります。

しかし同時に、こうも考えます。 

このまま日本が中国に併合されて、チベットや東トルキスタンのように「消滅」させられるのがお望みですか?

それとも70年前のように、全体主義者(大陸派)の手先として英米豪などの自由主義諸国海洋国家群に爆弾抱いて特攻かますのが幸せですか?

資金・技術・安全な食・教育機会を奪われて、子供たちが日本に生まれたことを呪いながら死んでゆくのを見たいですか?

 

脅しでもなんでもなく、日本の未来を選ぶときが来たと思います。 

2008年2月21日 (木)

中国産毒入り餃子(3) 「加害者」なのに「被害者」ヅラ

毒入り餃子の話で次々に続報が出てきています。

私も本業が忙しくなって「ブログ書いてる場合かよ!」と自己ツッコミをしてみたりもするのですが、これは良い教材だと思うので話を続けましょう。

というのも「加害者がいつの間にか被害者ヅラして、日本に謝罪と賠償を求める」というメカニズムがこの事件の中によく現れているからです。

 

さて毒入り餃子事件のその後をまとめてみますと、やっぱり中国側は自分の非を認めません。

  1. (品質上・制度上)日本では使われていない農薬が、
  2. 袋の内側から、
  3. 同時に複数の場所から発見されている

という時点で製造過程に入り込んだとしか考えられないのですが、その可能性を日本の警察が指摘するだけで「不愉快」だそうです。まあ、予想通りの反応といえるでしょう。

 

しかし中国様に「報道するな!」と言われたのに、日本のメディアが続報を出し続けるのには驚きましたね。しまいにはスピルバーグ氏が北京オリンピックの担当を降りたこと、その原因はダルフールで20万人ほど住民が殺されていることに中国が関与していることなどを報道していることにはたまげました。知っている人は1年近く前から知っている昔のネタですが、グッドジョブだと思います。

ついでながら今は中国食品の「農薬」だけが問題になっていますが、さらにやっかいなのは重金属(鉛・水銀・カドミウムなど)やニセ塩(亜硝酸塩)などです。前者は長い時間をかけて体に蓄積され、障害を引き起こします。ニセ塩は量によっては一発で天国逝きですね。まあ、「中国の食品は安全だ」と言っている方だけでご賞味ください(笑)。

あと報道してほしいのは、米国などでは中国産ペットフードでペットが大量死し訴訟問題になっているということ。飼い犬や飼い猫の体調が悪かったり、原因不明で亡くしてしまった人は、ペットフードを調べたほうがよいかもしれません。我々にとっては常識でも、まだ知らない人がたくさんいるかもしれませんから。

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毎日新聞 2008年2月7日 10時50分 (最終更新時間 2月7日 11時24分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080207k0000e030023000c.html

米国:ペットフード事件で製造・輸出した中国企業を起訴

 【ワシントン斉藤信宏】米ミズーリ州の連邦大陪審は6日、中国産の原材料を使ったペットフードを食べた犬や猫が昨年3月以降に相次いで死んだ事件で、ペットフードの製造と輸出に関与した中国企業2社などを起訴した。米食品医薬品局(FDA)が同日、発表した。中国製品の安全性に関する問題で、中国の国外で刑事責任が追及されるのは異例。

 起訴されたのは中国企業2社のほか、輸入を担当したネバダ州の米国企業。発表によると、3社は共謀して、タンパク質の含有量が基準を満たしていないにもかかわらず、06年11月から07年2月まで「小麦グルテン」と偽って申告した有害な原料800トンを米国に輸入した。

 ペットフード事件は昨年3月、カナダ企業が6000万個にのぼる大規模なリコールを発表したのがきっかけで発覚した。犬や猫が腎臓の機能障害で死んだとの顧客からの訴えを受けてFDAが調べたところ、中国から輸入されて原材料に使われた小麦グルテンから有害物質のメラミンを検出、輸入禁止の措置が取られた。(以下略)
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本題に入りましょう。

今は「農薬を誰かが入れた」という前提で、日中両国が「自国ではない」と言っています。実は「誰かが入れなくても食物に農薬や重金属が紛れ込んでしまう」というのが中国製品の醍醐味なのですが、それを言うともっとヤバイことになるので「誰かがやった」ことで落としどころを探っているんでしょうね。

ちなみに私が一番濃厚だと思っているのは「ええー、ワタシ入れてないしぃー。この工場だけじゃないしぃー。農薬だけでもないしぃー。ちゃんと賄賂も払ってるのに、ワタシだけ、しかも今回からイキナリ言われるのってヒドクナイ?」という天然オチです。笑えないですが、驚きはしません。

 

しかしそうなると次に「じゃあ誰なのよ?」という話になる。日中どちらかが犯人を出さなければならないわけです。まあ犯人がわかっても売れるとは思いませんが(笑)。

日本側で容疑者がいるのなら、とっくにスケープゴートにしているでしょう。賞味期限の偽装で会社が潰れるまで叩き続ける日本のメディアが、毒を入れた会社を放っておくわけありませんよね? 怪しい「元従業員」までキャスティングするぐらいの熱意を持っているんですから。今回はどう考えても日本の責任ではない--だから中国様の擁護に回っているわけです。

 

では中国側はどうか?

証拠隠滅が終わると、工場の責任者が「我々が最大の被害者」と言い出しましたよね。

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工場長「我々が最大の被害者」 ギョーザ中毒事件(02/15 20:48)
北海道新聞 2008年2月15日 
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/76299.html

 【石家荘(中国河北省)15日共同】中国製ギョーザ中毒事件で、河北省石家荘市にある製造元「天洋食品」の底夢路工場長が15日、市内で記者会見し「製品の品質は保証されており、われわれは事実上この事件の最大の被害者だ。名誉も大きく傷ついた」と述べ、今後賠償請求についても検討する姿勢を示した。 (後略)
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それに反論がないと見るや、今度は「毒入り餃子は日本のせい。損害賠償を求めるべき」という声が中国国内から上がるようになりました。

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毒ギョーザ「日本のせい」中国では「事件解決済み」
「日本に賠償求めるべき」との声も

ZAKZAK 2008/02/21
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_02/t2008022123_all.html

日本での事件をほとんど知らされていない中国では、笑顔でギョーザにパクつく市民の姿が見られる(AP、クリックで拡大)
 毒ギョーザ事件をめぐり、中国国内で「事件は解決済み」との世論が台頭している。徳島県のケースで農薬は日本で付着したと判明したことで、中国メディアが一斉に≪ギョーザ事件と中国は無関係≫と報じたため、「事件はすべて日本のせい」との風評が生じた。「日本に謝罪と賠償を求めるべき!」との声まで登場する始末で、早急に幕引きしたい中国当局の本音が透けて見える。

 毒ギョーザ事件は広がりを見せており、みやぎ生協が回収した「CO・OP手作り餃子」の袋から、高濃度の「ジクロルボス」とともに、微量の強毒性農薬「パラチオン」も検出された。「中国犯人説」が強まっているが、現地ではどこ吹く風のようだ。

 ≪日本の徳島県がギョーザ中毒事件と中国は無関係と宣言≫。製造元の「天洋食品」がある河北省の地元紙などが16日にこんな見出しの記事を一斉に報じた。

 ≪徳島県知事は県内で発生した「ジクロルボスギョーザ」が一連の「中国ギョーザ事件」と関係ないと確定し、店内で不正使用された殺虫剤が原因と宣言した≫(「環球時報」)。

 国営通信「新華社」の配信を受け、これまであまり報じることのなかったテレビメディアまで大々的に報道。多くの人々には事件の詳細が知らされぬまま、「事件と中国は無関係」といきなり告げられた形だ。

 中国のネットもさっそく炎上した。≪言わんこっちゃない≫≪工場側は日本に損害賠償を求めるべき≫≪日本の大臣が謝罪しろ≫≪日本は賠償として今年の中国製ギョーザを全部買うべき≫(後略)
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中国製「毒ギョウザ」事件 中国で広がる「日本の陰謀説」

j-castニュース2008/02/22
http://www.j-cast.com/2008/02/22017029.html

冷凍ギョウザをはじめ中国製食品で相次いで殺虫剤混入が明らかになった問題で、国内では中国で殺虫剤が混入したことが濃厚との見方が大半だ。しかし、中国では「日本に責任がある」という主張が広がっている。ネット上では、「日本は謝罪すべきだ」「日本側が国内で農薬が混入したことを認めたはずだ」といった書き込みが出始めている。(後略)

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これは典型的なケースだと思います。

というのも政府や工場長が「俺は悪くない。おまえが悪いんじゃあ!」と言ってウソ八百を並べているうちに周囲がそれを信じるようになって、相手にしてみればわけがわからないことを言い出すのです。

その根本原因は、

  1. 情報統制がなされている。(だから歴史を知らない。海外を知らない)
  2. 自分が信じたいことしか信じることができず。論理的思考が出来ない。
  3. したがって、デマに弱い。

ことにあります。

 

これは深刻な弱点なのですが、相手が「大人の対応」とやらで反撃せずにいると、彼らはますます自信を深めて傍若無人ぶりをエスカレートさせます。

その格好のカモになったのが、日本の「土下座外交」です。(続く)

2008年2月 7日 (木)

中国産毒入り餃子(2) 中華思想とその行動パターン

(1)で、こんなことを書きました。

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彼らの結論は調査する前から決まっていますよ。

「オレは悪くない。悪いのはおまえ」

宗教が禁止されて「生前の赦し」も「死後の救い」もない中国では「謝罪≒失脚ときには死」となるので、謝罪はありえません。本土の中国人が謝ったなんて、聞いたことないでしょ?
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実はこれが、中華思想とその行動パターンを示す大きな特徴ではないかと思います。もちろん海外で教育を受けた人は違うかもしれませんが、中国本土ではかなり当てはまるのではないかと思います。

「この人は中国の悪口ばかり言うなあ」と思われるかもしれませんが、日本人の思想とその弱点も近いうちに指摘しますからご安心を(笑)。

 

ものすごく乱暴に言うと、中国人は「ゴメンナサイ」が言えないのです。言ったら死んでも許されない罪を背負って、下手すれば一族郎党皆殺しにされるからです。

謝る奴はホントに悪い奴。またはプレッシャーに耐えられない弱い奴。

だから簡単に謝る日本人は彼らの価値観で言うと、「ホントの悪人で、しかも弱虫」ということになるのかもしれません。そりゃあ、いじめるなという方が無理ですよね(笑)。

謝った人間は悪人だから、何をしても構わないような感覚があるのでしょうか。日本とは正反対のような気がします。

 

では、彼らは自分が悪いと自覚した場合はどうするか? それは、声高に

「おまえのほうがもっと悪いんじゃあ!」

と叫ぶのです。

 

大躍進、文化大革命、天安門事件と、数千万単位の自国民を殺してきた中国共産党は、国民の怒りが自分に向くことを極端に恐れています。そこで、

「日本のほうがもっと悪いんじゃあ!」

と、反日教育でごまかしています。

国交回復時には問題にもされなかった南京大虐殺とやらが、声高に叫ばれるようになったのは90年代からです。犠牲者もどんどん増えますので、信じるほうがムリですがな。

しかし日本側が反論しないので、中国の言うことがすべて本当だと思う人々も多くなっています。

ま、これが毎度のパターンですね。

 

今回の毒入り餃子も、中国側は「うちは悪くない」と言い張るはずです。「そんなことをしても消費者が買わなくなれば同じじゃないか」と思うのですが、独裁国家の人々にはどうもその「消費者の権利行使」という概念が理解できないようです

「オレが問題視するなと言ってるんだから、問題じゃねえんだよ!」ということです。もしかしたら以下のようなトンチンカンな要求をしてくることも考えられます。

  1. 食品被害を報道をしないよう圧力をかける
  2. 産地表示をしないよう圧力をかける
  3. 売れ残った中国の食品を、給食で使うよう圧力をかける

こんなことをしても食品が安全になるわけではありません。むしろ安全でおいしい食品を作ろうとするインセンティブをなくし、悪徳業者をのさばらせてしまいます。お察しのとおりあの国では食品被害での死亡者が万単位で出ており、中国に生まれなくて本当に良かったと感謝せざるをえません。

 

そんなわけで、中華思想が孕んでいる最大の弱点は

政治・権力が科学・理論に優先し、
技術や社会そのものがいっこうに改善しない。

ことではないかと思います。

外から得た技術や思想でいくらお化粧しても、この「唯我独尊病」はそう簡単に治りません。だからいつも内乱ばかりしていて、民度が上がらないのです。

 

しかしそれ以上に心配なのは、その文明に屈して同化しようとしている日本です。

正確に言えば国をリードすべき人たちが戦前と同じように大陸に深入りし、「英米と対立する過ち」を犯そうとしています。

選挙で民主党が大勝したことも、首相が安倍さんから福田さんに変わったことも、大陸派が海洋派(英米派)をパージした戦前と重なって見えます。

 

日本もそうですが、台湾もオーストラリアも中国に乗っ取られそうな勢いですからね。この上アメリカの大統領がXXXにでもなった日には、「言論の自由もない、信教の自由もない、選挙権もない独裁国家」がアメリカをしのぐ覇権国家になってしまいます。

うーん、これは弱った。みんな国内から食い荒らされてボロボロだからな。

頼りになるのはプーチンだけか(笑)。

2008年2月 6日 (水)

中国産毒入り餃子(1) 毒されているのは日本の一部メディア

中国で生産された毒入り餃子で多くの人が健康を害し、中には入院した人もいるそうです。小さな女の子が危篤状態になったと聞いて、心を痛めずにはおられません。回復を祈りながら続報を待っています。

 

もともと私は中国・韓国産のものを食べません。「キムチまで国産です」と何年も前に書いたことがあるのを覚えている方もいると思います。理由はいうまでもなく、命が危ないからです。

最近のことをちょっと思い出すだけでも

  1. パナマの子供100人以上が中国製カゼ薬で死亡
  2. カップラーメンでモンゴルの学生(2人?)が死亡
  3. ラーメンで小学生(4人?)が死亡

などと言うニュースを聞いて「さもありなん」と思っていました。

だから今回も、別の農薬が見つかっただとか、同じ工場で女性が蒸し殺される事故があったと聞いても驚きません。またこれらの情報の一部がデマであっても驚きません。「あいかわらず、製品も情報もデタラメばかりだな」と思うだけです。

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中国製ギョーザ中毒事件 天洋食品で2007年、19歳の女性従業員が死亡する事故
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00126668.html

中国製ギョーザの中毒問題で、ギョーザが製造された「天洋食品」で2007年、蒸し器のある施設に閉じ込められた女性が蒸気をかけられ、死亡する事故があったことがわかった。
天洋食品をめぐり、FNNの取材で、衝撃的な証言があったことが発覚した。
2007年、天洋食品で働いていた19歳の女性が、事故で亡くなったという。
女性の母親は「(死亡事故はいつ起きた?)過ぎたことだから、もう言いたくない」、「(工場の対応は?)騒ぐのはもうやめて。もう終わったこと。過ぎたことだから」などと話した。
かたくなに口を閉ざす母親に代わり、友人の女性が証言した。
事故死した女性の友人は「彼女は工場の設備の中に入った。現場に入っていったのよ。蒸すところに。生の肉よ。肉を入れて蒸すの」と話した。
女性は、蒸し器のある施設に忘れた携帯電話を取りに入ったのだという。
そして、中に女性がいたことに気づかず、蒸し器が稼動された。
事故死した女性の友人は「彼女が中に閉じ込められて、出られなくなりました。そこに蒸気がかけられ、翌日ドアを開けてみたら、彼女はもう死んでいたんです」と話した。
天洋食品側は遺族に賠償金を支払い、表ざたにはならなかったのだという。
この件について、元従業員は「(死亡事故のことを知っている?)聞いたことある」と話した。
天洋食品の社員は「すみません、その件については、わたしの責任では答えられませんので」と語った。

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しかし子供まで被害にあっているというのに、テレビのコメンテータは他人事のようですね。

「輸入を止めるべきではない」
「この工場だけの問題。他の食品は安全」
「冷静な対応をするべき」

・・・自分は中国食品なんか食わないくせに、よく言うわい。

安全だと思うなら、お前が家族に食わせろよ!

 

「中国産が入ってこなくなれば、食料価格が上がって生活に打撃を与える!」

→いや、死にたくないからちゃんとコスト払うよ。というか、払わせてください。

 

「中国産を止めるのは非現実的。コストをかけて管理体制を作れ」

汚染された土地と汚染された水で作った食料にコストを払えって?そんなカネがあるのなら、おいしくて安全な食料を作っている日本の農家に払いますよ

がんばっている農家の収入が増えたら励みになるし、嫁が来ないとか跡継ぎがいないという問題も少しは改善すると思います。日本の農業が復活することが、何かマズイのかね?

 

「中国側がすかさず調査団を派遣したことは、この問題を重視していることの表れ」

→アホですか?

問題は日本側にある」そして「捜査権は日本側にない」ということを世界に印象づけるためのポーズですよ。

日本に来た調査団は、合同調査として同行し、スパイ・妨害・政治的圧力あわよくば証拠隠滅まで狙っています。

逆に現地ですぐ調査に入ろうとした双日は締め出され、じっくり証拠隠滅した後にちょこっと調査団を招き入れて、「問題なし」と言わせる。あとは「正月だから」と追い出す。

これは日本人が中国の毒で殺されても、自分で調査すらできないという力関係を世界に示したことになります。

 

彼らの結論は調査する前から決まっていますよ。

「オレは悪くない。悪いのはおまえ」

「生前の赦し」も「死後の救い」もない中国では「謝罪≒失脚ときには死」となるので、謝罪はありえません。本土の中国人が謝ったなんて、聞いたことないでしょ?

 

日本の一部メディアはこの国を中国様に支配してもらおうと必死ですが、それはこれまでの自由と豊かさを放棄することを意味します。

言論の自由もない、投票権もない、信教の自由もない国に支配され、子供たちを虫けらのように殺されても彼らは平気なのだろうか?

それとも今回の毒入り餃子のように、「自分は食べない」「自分は関係ない」。むしろ他人を犠牲にしておいしい思いができると思っているのだろうか。

何よりも毒されているのは、日本の一部メディアのような気がします。

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