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2008年10月12日 (日)

ロシアで株・債券取引停止、再開の時期は不明 (会員メール2008/09/18)

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ワイルドインベスターズ会員向けメールより  2008/09/18 (木) 19:21

ロシアで株・債券取引停止、再開の時期は不明
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ロシア市場がついに売買を停止しました。

9月2日に会員メールでお知らせした、「速報!新興国クラッシュの可能性あり」の確率がどんどん高まっています。


みんな意識していないかもしれませんが、新興国の株や通貨は本質的には「クレジット商品」です。

自分はカネがなくて信用がいまいちなところを
高利回りで納得してもらいながら投資家に資金を出してもらっているわけです。

だから基本的には投資家がビビって手を引いてしまうとおしまいです。
債務超過に近い企業や中小企業の株と同じリスクなので、それらと価格が連動するんです。


さて、今月に入ってファニー・フレディ、リーマン、AIGなどが「処理」されたことにより、
彼らはこれまでのようなヤンチャができなくなってしまいました。

彼らは良くも悪くも世界中のクレジットリスクをブラックホールのように引き受けてくれていたので、
最終的な「クレジットリスクの受け手」がいなくなってしまったということです。

するとこれまでデリバティブなどを利用して「クレジットリスクをヘッジしたつもり」
になっていた人々が、突然リスクを抱えて立ちすくむことになります。

そこで突然、リスク管理の担当者が飛び出てきます。

「あんたさあ、なんでこんなにリスク取っているわけえ?
さっさとヘッジするなり売ってしまいなさいよ!」

しょうがないので、損を覚悟で商品そのものを投げ売りします。
もはやクレジットリスクだけ切り離しても誰も受け取ってくれないので、商品そのものを売るしかないんです。

すると、

1. リスクを抱えられないから投げ売りする、

2. 投げ売りするからリスク(クレジットスプレッドやボラティリティ)が跳ね上がる、

3. ヘッジファンドや投信が大損。解約を食らってさらに下落に拍車がかかる

4. おまけに各商品の相関がブチ上がって、VaR(バリュー・アト・リスク)の上限を軽く超える

1. しょうがないからまた投げ売りする。(以下、ループ)


要するに、10年前に日本が食らったデフレスパイラルが世界的な規模で起こるということですな。

こういうときはクレジットやボラティリティの売り手が死にます。
債務超過企業、中小企業、新興国はかなりつらいことになるでしょう。

反対に、日欧米英あたりの国債が避難所(refuge)となります。

レポートにも書きましたが、この後いつ買い場が到来するかはわかりません。

今は安全なところに避難しておいて、
完全に心電図が止まってから死体をついばみに出て行けば良いと思います。(←悪魔)

そのときが近くなったらお知らせしますね。
大底は当てられないと思いますが、「アホでも儲かる相場」が来るまでガマンしましょうや。

ああっ、次のレポートが待ち遠しい!!!


(このメールは公共性が高いので、時間をおいてブログやメルマガで公開するかもしれません)

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ロイターより

[モスクワ 17日 ロイター] 17日のロシア株式市場は売り注文が殺到し、主要証券取引所のMICEXとRTSは、取引開始後2時間ほどで株式と債券の売買を停止した。取引がいつ再開されるかは、依然不明だ。

 取引が停止された時点では、ドル建てのRTS指数は前営業日終値比72.280ポイント(6.39%)安の1058.840。5月につけた年初来高値の2498.100から約58%低い水準になる。

 ループル建てのMICEX指数は27.24ポイント(3.09%)安の853.93だった。

 ING銀行のロシア調査担当のスタニスラフ・ポノマレンコ氏は「今日の売りの殺到は、パニック的な要素も多分にうかがえる。取引の一時停止は、このパニック的な要素を取り除くことが目的だった」と述べた。

 ロシア株価はここ数カ月下げ続けており、5月以来の下げ幅は約60%に達している。市場関係者は、世界的な金融市場の混乱に原油価格の下落とグルジア紛争が重なり、ロシアの金融市場を襲っているとしている。

 金融市場の混乱を受け、ロシア政府は流動性拡大策を発表。またロシア中央銀行は、17日付で銀行の預金準備率を引き下げた。イグナチエフ中銀総裁は、この措置は、3000億ルーブル(117億6000万ドル)の流動性供給に相当する、としている


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