幼稚園児でもわかる高速増殖炉
「ねえパパ。高速増殖炉ってなあに」
「おっ、最近の幼稚園ではそんな話するのか」
「ちがうよー。テレビで言ってたんだよ」
「よし、じゃあ説明してやる。パパの体を原子炉だとしよう。 パパがウラン235を食べるとウンコとオシッコになる。 出てきたほかほかウンコの熱でタービンを回して発電するのが普通の原発だ」
「それは知ってる。前に聞いたよ」
「まあ聞け。高速増殖炉はもっとスゴイんだぜ」
「どうスゴイの?」
「高速増殖炉ではウラン238を食べる。するとウンコとオシッコになるよな。 このウンコに、オシッコをものすごい勢いでかけるとまた別の食べ物になるんだ」
「ええー! ウンコが食べ物になるの!」
「そうだ。しかも最初に食べたより多くの食べ物ができるんだぜ。 それを食べて、出てきたほかほかウンコでまた発電する」
「じゃあもう、食べ物を買わなくてもいいってこと?」
「いや、その魔法が使えるのは1回だけだ。 でもウラン238はウラン235よりも100倍以上多くあるんだ。 そのへんに生えている草を食べたら、お尻からサラダが出てくるようなもんさ」
「スゴイ!スゴイよパパ!」
「ただそのウンコは人間には猛毒だからな。 夢の技術だけどこのまま進めて良いかわからんね」
「ありがとうパパ! さっそく友達に教えてくる!」
この時点で、俺が幼稚園で「うんこパパ」と呼ばれることになるとは考えてもいなかった。
そしてこの会話が、日本の原子力政策の大きな転換点となった。
・・・かどうかは、定かでない。
(終)
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例え話だとは思いますが、子どもは思わぬことを良く覚えていますね。
ママの好きなものは?と幼稚園で聞かれた時、うちの子は「生ビール!」と答えて、「生」という言葉の持つリアリティゆえ、家内はクラス中のママ友から飲み助のレッテルを貼られました。#ちなみに、パパは?と聞いたら、ワインと答えてました。よしよし。(笑)
投稿: ueda | 2011年12月21日 (水) 16時09分
uedaさん、いつもお世話になってます。
子供にはうかつなことは言えませんね。うちの子は言葉を覚え始めたとき、ビール売り場を指差して「パパ!パパ!」と叫んでました。二人ともそうでした。話さなくともよく見ています。orz
投稿: 逆張り投資家 | 2011年12月21日 (水) 21時21分