米中冷戦における日本(1):序論
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島に上陸し、日本の天皇陛下に謝罪を要求しました。
これに対し日本政府は相当頭に来たようで、スワップ停止やら国際司法裁判所(ICJ)提訴など、これまで見られなかった強硬姿勢を示しています。
おそらくですが、竹島だけであればこれほどの反発は買わなかったでしょう。
すでに条約や裁判でカタがついたことを何度も蒸し返し、当事者であった先代はおろか今の天皇陛下を罪人扱いしたことが反発を生んだものと考えます。
日本のマスメディアは「立場の危うい李明博大統領の国内向けバフォーマンス」ということで火消ししようとしています。また野田首相の親書を突き返したことも「友好国にはありえない非礼」としています。
しかしこれは李明博大統領だけが突然思いついたわけではありません。
- 戦後からずっと続く韓国の反日政策
- 米国から覇権を奪おうとする中国の帝国主義
- それらの国を支援し増長させた日本の外交オンチ
- すべての背景となる地政学と歴史
これらの結果、必然的に起こった出来事でもあるのです。
韓国があたかも突然おかしくなったように思えたり、放っておけば普通の関係に戻ると考えている人がいるとしたら、それはテレビなどの情報を鵜呑みにしているのかもしれません。
韓国はずっと日本に対して敵対行動を取っており、ボケた日本人がずっと友達だと勘違いして支援を続けていただけです。
そんなわけで今回は、日韓関係を皮切りとして覇権を巡る米中冷戦について再考します。
最後には私の結論を提示しますが、それよりも大事なのは地政学的にも歴史的にも普遍なパワーバランスです。
何も中国や韓国を滅亡させろと言っているのではありません。ロシアが再び強くなれば、彼らと手を組む必要があります。
中国・韓国・北朝鮮などの中華文明圏とどう付き合えば良いのか、いつ支援していつ距離を置くのかタイミングを計ることが重要です。
これまで興味のなかった人も、これをきっかけに考えていただければ幸いです。
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