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2013年1月29日 (火)

売国道の求道者たち

 

何でも「道(どう)」と名付けてその道を極めたがる日本人ですが、この20年ほどで非常に流行し猛威を振るったものがあります。

それが売国道です。
 
 
売国道の教義は非常に単純です。
  1. 何でもかんでも日本が悪い
  2. 日本人は永久に謝罪と賠償を続け、奴隷の地位に甘んじるべき
これだけなので、途中の話は聞くだけ無駄です。
 
 
彼らは平和だの歴史だの人権だの環境だの国際協力だの、様々な美辞麗句を用います。しかし結局はその2つしか言ってないのです。
 
日本とは関係なくとも、日本がむしろ被害者である場合でも、何でも日本人の責任に押し付けて謝罪と賠償をさせるのがこの道の目指すところ。いかに日本に対し無理な言いがかりや難癖をつけるかが上級者への道で、そのためには捏造や詭弁も許されています。
 
 
 
面白いことに、売国道はインテリの間で大人気でした。
 
たとえばごく一部の法律家やマスメディアの人々です。
 
 
先進国の法律には、
  • いったん刑が確定したら、追加のペナルティはない
  • 挙証責任は原告側にある。疑わしきは罰せず
  • ある人の犯罪で子孫が罪に問われることはない
などの大原則があります。
 
しかし売国道の人々は、条約で「最終的かつ完全に解決」と書いてあってもその問題を何度も蒸し返します。
 
証拠がないと、被疑者である日本側に「無実を証明せよ」と迫ります。
 
極めつけは、当時まだ生まれてもいなかった日本人にその罪を負わせ、「未来永劫消えることはない」とのたまっていることです。
 
 
売国道の法律家は普段こそ「加害者にも人権はある!」と擁護するのに、なぜか日本人が加害者(?)のときだけ人権や時効を認めてくれません。
 
法律家でありながら「日本人とその子孫に対してだけ」法律の保護を適用してくれないのです。こういった矛盾を挙げてゆくとキリがありません。
 
 
売国道は世間一般の「ロジック・法律・歴史」と矛盾してしまうので、議論では勝てません。
 
だからいつも感情論ばかりなのです。
 
結論を聞くと「日本が悪い」。
 
解決策を聞くと「日本が謝罪して賠償すれば良い」
 
これしか言っていないので、途中の話は聞くだけ無駄です。
 
 
売国道はそもそも誰かに吹き込まれたロジックを大声で叫ぶだけなので、ものごとを理解したり解決したりする人には向いていません。
 
矛盾を指摘しても「アーアー聞こえない」状態で同じことを繰り返すだけです。
 
しかし本人たちは詮無い口論を「議論」と思っており、自分はそれに強いと信じ切っています。議論にならず相手があきれて去ると「論破した!」と自信を深め、新たな口論相手を探します。
 
相手の言い分を理解しようとしたり、鵜呑みにせず調べたり、自分の頭で考えたりする人は、売国道には向いていないと言えるでしょう。
 
 
 
売国道はいまや大きな組織に育ち、利権にもつながっています。
 
何かネタを見つけては日本の資金を外国に流し、キックバックを受けている人もいるようです。
 
売国道上級者のタックスヘイブン口座を洗ったら、きっと面白いことになると思います。
 
 
 
しかし多くの「売国道者」たちは、ボランティアのようです。
 
傍から見ると外国勢力や賠償ビジネスに利用されているように思えるのですが、そんなことは気にならないようです。
 
 
彼らは「良心的日本人」と呼ばれ、罪を認めない他の日本人とは一線を画されています。 
 
そりゃあ国賓待遇で外国に呼ばれ、酒池肉林で「先生、先生」なんて歓待されたら、舞い上がりもするでしょう。
 
「あなたは他の日本人とは違いますっ!」
 
なんて言われたら、気持ち良すぎてイッてしまいます。
 
領土や税金なんていくらあげても構いませんよね。どうせ自分が払うんじゃないし。
 
 
 
売国道 --- それは果てしなき道。
 
有権者が離れても、若い世代に笑われても、引き返す術はありません。
 
 
しかしもう、じゅうぶん楽しんだことでしょう。
 
殺されないだけマシだと思って静かに余生を過ごしていただきたいものです。
 
 
(終)
 
 

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コメント

「売国道」素晴らしい!

今年の流行語大賞を目指しましょう。(笑)
しかし、上手いなぁ。
売国奴との駄洒落っぽくてナイスです。

売国道のきっかけは色々だとは思うのですが相手の言いがかりを粉砕できない未熟な人間ほどやってしまうという認識です

私が小学生や中学生の時に陥りそうになった例は新聞で「韓国の植民地時代における被害100兆円」→ある種の借金と同じと判断してしまって、額は大きいけど有限だし払ってスッキリした方が良いな

実際はキリがないし、払う義務や義理もない逆に回収しないといけないお金の方が大きいと知れば変な不安を抱えなくて良いとわかる

御指摘の通り、売国道に陥る原因として教育やマスコミ
による流行が大きいような気がします。上記新聞記事な
どによる情報の刷り込みなどは、絶大な力を持っている
と思います。

ちょうど先日マイネ・ザッヘさんが、マスコミに対する文章
をお書きになったんですが、マスコミの凋落と先鋭化に
ついて興味深い指摘でした。

Meine Sache ~マイネ・ザッヘ~
http://meinesache.seesaa.net/

Jおじ さん

メディアと教育者による売国道への反抗がいわゆるネット保守だったとしたら、仮にメディアがナショナリズムを打ち出したときにネットはどう反応するんでしょうね?ずっと考えてきたことですが、「日本のネット民は中道から外れにくい」というのが私の意見です。

日本人の総体としての知性はネットに恐ろしいほど整備・蓄積されています。たとえメディアが先鋭化して無理に民衆を動かそうとしても、ますます気持ちは離れてゆくでしょう。もうネットを禁止したり厳しく取り締まらない限り、逆転は無理です。

そう考えると、メディアの未来は「赤旗化」にあるかもしれませんね。ニュース専門、アニメ専門、お笑い専門などに特化すると。

まるっきりアメリカみたいですが、メディアリテラシーを身に着けるというのはそういうことなんでしょうね。

丁 さん、

完全にその一言ですね。未熟だから鵜呑みにしてしまう。未熟だから心に深く傷を残してしまう。未熟だからその人の立場や、類似のケースと比較することまで頭が回らない・・・。

しかしそれを教育者とメディアが、判断のつかない子供に刷り込んでいるのが腹立たしい限りです。

あっはは(*≧∀≦*)
面白いーっ☆最高です!今回の記事!
でもそういえば最近、お客様の言いなりになって会社の利益を考えない営業マンとか、商売をしているのに素人の意見に振り回される経営者とか、身近にもいるなあー。。要するに自分が何しているのか分かってないのですよね。著書にもありましたが、『分からんもんには何を言っても分からん』ということですね。

shimasyoさん、ありがとうございます。

未熟な営業マンはしょうがないとしても、経営者がそれでは困ります。しかし日本社会の問題は、そんな人が経営者や政治家に上り詰めてしまうことなのでしょう。分かっている人たちで、何とか変えて行きたいですね。

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