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2017年9月15日 (金)

米国「覇権喪失」と中国「核内戦」の危機 (4)再び紛れを生んだミサイル発射

 

正直、わからなくなってきました。

日本時間2017年9月12日早朝、北朝鮮への制裁決議が国連安保理で可決されました。

確かに内容としては厳しいものですが、「本当に実効性があるのか?」と思いました。

時間をかけると核ミサイルは増え、より解決が困難となります。

武力行使のオプションは残しておかなければならず、ボールは基本的に米国側にあると認識していました。



*****************************************************
北朝鮮の輸出産業、9割が制裁対象に 国連安保理決議
朝日新聞 2017年9月12日
http://www.asahi.com/articles/ASK9D5FLHK9DUHBI024.html

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国連安全保障理事会が11日に採択した対北朝鮮制裁決議は、北朝鮮への石油輸出を3割減らすほか、主要な外貨収入源である同国製繊維製品の輸出禁止も盛り込んだ。
これで北朝鮮の輸出産業の9割が制裁対象となった。
米国は当初示した案から譲歩したものの、核実験から8日後の採択という迅速さを重視。
中国も北朝鮮の体制が揺らがない線を守りつつ、石油の輸出制限も受け入れた
(略)
*****************************************************



今回は「スピード重視」で「全会一致」を目指したとのこと。

これは悪くありません。

外貨獲得や資金移動手段を制限したのも良いと思います。



ただそれは「制裁に実効性があれば」の話。

これまでも制裁が続く中で水爆ミサイルを完成させたのですから、抜け道はいくらでもあるはず。

特に北部戦区(旧瀋陽軍区)は「我々の核」を死守するべく、支援を続けるでしょう。

そして日本や韓国からも伝統的な支援があり、それは温存されたままです。
 

 
米国は武力行使オプションを手放すべきではありません。

これで解決した気になっていると、数年後に核ミサイルを20発に増やした北朝鮮と対峙することになります。

オバマ前大統領の「戦略的忍耐」が何をもたらしたか。

チェンバレンの「融和政策」が何をもたらしたか。

欧州はISなどのテロリストによる核の恫喝を恐れています。

しかし日本はすでに、同じような脅威にさらされているのです。

 

「このまま時間が経てば、日本にとって最悪だ」

もはや投資どころではありません。

世間の楽観ムードや株価反発とは裏腹に、暗澹たる気持ちになっていました。

ところが今朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。

  • 北朝鮮の核保有黙認
  • 核拡散ドミノ
  • 米国覇権の終わりと日本の漂流
  • 中国の核内戦危機

それら最悪のシナリオに紛れが生じ、読めなくなってきたのです。

 

(続く)

 

 

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