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2017年9月24日 (日)

米国「覇権喪失」と中国「核内戦」の危機 (6)「道連れの核」は東京に

 

(いったん終わりましたが、展開が早いので追記します)

 

トランプ大統領が「米国や同盟国を脅かすなら壊滅させる」と国連で発言したのに対し、金正恩委員長は「米国の老いぼれ狂犬を必ず火で罰する」と応酬。

そこで米国がついに伝家の宝刀を抜きました。

制裁の一環として「米国と取引するか、北朝鮮と取引するか」の選択を迫ったのです。

 

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トランプ氏、対北朝鮮で追加制裁 「中国も協力」
日本経済 2017/9/22 2:53
https://www.nikkei.com/article/DGXLASGN21H1X_R20C17A9000000/
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トランプ氏は新たな大統領令に署名し、北朝鮮と取引する団体・個人に制裁する米財務省の権限を拡大した。
「海外の銀行は米国とビジネスするか、北朝鮮の無法政権と取引するかの選択を迫られる」と強調した。(略)
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これは厳しい一手です。

裏で支援を続けていたことが明らかになった場合、国ごと制裁される可能性があるからです。

主に中国とロシア向けですが、その他の小国や企業にも大きなインパクトがあります。

またビットコインなど仮想通貨を使った抜け道も塞がれる方向でしょう。


北京は少なくとも表向き、足並みを揃える構え。

すでに4大銀行は口座を閉鎖したり、新規開設を断ったりしています。

さらに裏で支援を続ける北部戦区や上海閥、香港・マカオからの支援も止めなくてはなりません。

でないと銀行や国ごと制裁されてガタガタになってしまいます。

当然、抵抗する人々もいるでしょう。

中国内部の争いが激化することが想定されます。


ロシアはすでに制裁されているので、インパクトは中国ほどではありません。

しかし米国と完全に切り離されると、経済が大きな打撃を受けます。

また戦後処理を考えた場合、ロシアが南下して核施設とミサイルを抑えるのが一番平和な気がします。

この部分に限っては急転直下、米ロが手を握る可能性があるのです。

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1.
米軍の爆撃後、中国の北部戦区が占領したらおそらく核施設もミサイルもそのまま北部戦区のものとして温存される。
つまり現状と変わらないが、あからさまに脅迫しないだけマシになる。

2.
さりとて中央戦区が黄海を渡って上陸するのも難しい。
下手すると海上で北部戦区に阻まれる。

3.
したがって、ロシアが南下して核施設とミサイルを抑えるのが一番平和かもしれない。

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中国も北朝鮮も、この一手には抵抗できません。

代わりに「トランプ降ろし」「安倍降ろし」を激化させるでしょう。

トランプ大統領も安倍首相も外交でうまくやっていますから、足元から切り崩して倒すのです。

ブッシュJr政権のときは、国内世論の圧力を受けてラムズフェルドやボルトンなどの強硬派が政権を去りました。

代わった担当者(誰とは言いません)は面白いように騙されて、何も得られないまま制裁を解除しました。

今回も同じことを仕掛けて来る可能性が高いです。

特に日本は衆院選挙があるため、マスメディアに「やれ」と命令が下っているはずです。

 

これに対し北朝鮮外相は太平洋上での水爆実験をほのめかしました。

実際のところ、これは完全なブラフ(はったり)です。

そんなことをすれば貴重な水爆が減る上に、海上臨検の口実を与えてしまいます。

強く脅したあとにそれを止めると、人々はほっとします。

これで元通りの生活ができると安心し、それまで脅していた人に感謝すらします。

グアム攻撃宣言のときと同じく、そうやって時間を稼ぐ手口でしょう。



一方、米国はその手口で何十年も騙されていますから引っかかりません。

米国の武力行使までは、将棋用語で言えば「一本道」なのです。

問題はそのとき北朝鮮が「道連れ」として核を撃つことができるかどうか。

今なら犠牲になるのは韓国と日本ぐらいですから、やるなら早い方が良いのです。

 

北朝鮮が韓国に核を撃つことはありません。

なぜなら彼らの想定するスケジュールでは

  1. 対等な核保有国として米国と平和条約を締結する
  2. 在韓米軍を撤退させる
  3. 平和裏に韓国を併合する

となっているからです。

ソウルは通常兵器で破壊できますし、いずれ自国の一部として「取り返す予定」なので、核で汚染したくありません。

現状でも属国のようなものですし、脅して従わせることができれば十分なのです。

 

しかし日本は違います。

交渉相手である米国の同盟国ですが、米国ではないので見せしめ効果としては十分です。

韓国や中国に落とせば同胞の恨みを買いますが、日本に落とせば喜んでもらえます。

生き残った日本国内のリベラルたちも、「安倍が刺激するからこうなったのだ」と擁護してくれるでしょう。

 

どうせ悪者になるなら犠牲は大きい方が良いので、核を撃つとすれば東京しかありません。

そもそも「太平洋上の核実験」とやらも、日本を避けるとは言ってません(笑)。

問題は「北朝鮮がその能力をすでに持っているのか」、そして「米軍が発射直後までに止められるか」です。

 

9月23日(土)の17時29分、北朝鮮の核実験場付近でマグニチュード3.4、震源の深さ0kmの地震が観測されました。

また同日、米国防総省のホワイト報道官はB1爆撃機とF15戦闘機が北朝鮮東方の国際空域を飛行したと発表しました。

これらが偶然だとは思えません。

最初に書いたように「始まるときは突然」か「事後報告」です。

我々の知らない間に、作戦はもう始まっているかもしれないのです。

 

 

 

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コメント

人民解放軍関係は「今、そこにある戦争 」 (ビッグコミックス)にも同じようなことが書いてあった!悪役はちょっと違うけど

匿名希望さん

ほお、そんな漫画があるんですね。機会があれば読んでみようと思います。

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