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2017年9月 4日 (月)

米国「覇権喪失」と中国「核内戦」の危機 (1)武力行使か、核ドミノか

 

ついに北朝鮮がICBMに載せる水爆を完成させたようです。

もちろん日本にとって大きな危機ですが、米国も対応次第では覇権を失いかねません。

適切な処置をしなければ、核ドミノ親米国家の離反がありえます。

また同時に、中国の権力闘争や「お互い核を持ったまま内戦」を誘発する可能性もあります。

戦後最大の世界的危機なのではないでしょうか。

*****************************************************

 

今までのところ、北朝鮮やそのシンパ・マスメディア・自称リベラル派などの大勝利です。

彼らが何十年もの間、時間稼ぎや資金・技術供与を続けたおかげで、ついに水爆ミサイルまでこぎ着けたのです。

 

水爆の破壊力は強大です。

原爆を起爆装置に使い、核「融合」反応で大規模な爆発を起こします。

原爆は核「分裂」反応なので、いくら規模を大きくしても広島・長崎型の10倍ぐらいが限度だそうです。

しかし水爆なら重水素の量によって無限に威力を増すことができます。

つまり今後ミサイルの性能が上がるほど、脅威は増して行くことになります。

 

米国はこれに対し、武力行使を行う以外の選択肢はなくなりました

「話し合いは解決策ではない!」とツイッターに書いた、トランプ大統領への返答がこれだったのです。

すでにプランは出来上がっているでしょうから、大統領のゴーサインを待つだけ。

核ミサイルに脅されながら、日本も一緒に戦うことになります。

北朝鮮シンパの政治家・役人・マスメディア・自称リベラルはこれまで通り、国内を大混乱させて邪魔を続けるはずです。


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ここで仮に、米国が北朝鮮の核を黙認すればどうなるでしょうか?

「核を持たないイラク・リビア・シリアなどは攻撃されたが、核を持った北朝鮮は攻撃されない」

「そう言えば、インドやパキスタンの核保有も結局は認められたよな」

「経済制裁を食らっても、米国にとって利用価値があればそのうち解除される」

これらの「実績」は、核ドミノを起こす大きな引き金となるでしょう。

 

北朝鮮は「米国が制裁を解除しないのなら、核ミサイルを輸出するぞ」と脅すはずです。

反米国家がすべて核武装してしまえば、米国が圧倒的な軍事力を持っていても手が出せません。

また親米あるいは中立だった国も「米国は頼りにならない」と感じ、中国・ロシアの庇護のもとで核武装を進めます。

こうなってしまえば米国の覇権はほぼ終わり。

核を持たない国は、持った国に脅されていいなりにします。

ならず者たちが先進国の領土・資金を奪って奴隷化する未来が見えます。


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今回の注目は、中国やロシアまでが強く非難していることです。

BRICS首脳会議に合わせて核実験をされ、メンツを潰された中国は

「断固反対し、強く非難する」

との声明を発表。

ロシアも「このような行動を続ければ、北朝鮮自身が深刻な結果を受けることになる」と警告しています。

https://mainichi.jp/articles/20170904/k00/00m/030/079000c

 

実はこれまで北朝鮮は、米国を脅すと同時に北京の習近平政権も脅していました

指桑罵槐(しそうばかい)
というやつです。

米国に「媚びて」、北朝鮮に圧力をかける習近平に不快感を感じているからです。

北京は近くにあるので、簡単にミサイルが届きます。

もはや我々も「同じ核保有国」になったのだから、盟友をちゃんと守れと要求しているのです。


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現状は西側先進国にとって大きな危機です。

米国を中心とした戦後の世界秩序が崩れようとしています。

しかし同時に、中国にとっても危機であります。

なぜなら「北京 vs 北部(旧瀋陽)軍区+上海閥」の対立が先鋭化し、内乱に陥る恐れがあるからです。


-------------------------
北京 習近平政権

vs

北朝鮮 with 北部(旧瀋陽)軍区+上海閥
-------------------------



北京は米国と歩調を合わせ、北朝鮮の核を取り除こうとします。

ロシアも協力するでしょうから、安保理決議はすんなり行くでしょう。



しかし北部軍区や上海閥はそれに逆らいます。

せっかく盟友の北朝鮮が核を持ったのに、それを捨てるなんてもったいない!

これまで通り北朝鮮に協力し、一緒になって北京に圧力をかけます。



つまりこれは中国の内戦・分裂の危機でもあるのです。

しかも「核保有国(地域)同士の抗争」です。

この危うさは、キューバ危機どころではありません。

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ここからのシナリオを考えると

-------------------------

1. 北朝鮮から核を取り上げて、元通りにする

2. 北朝鮮の核を黙認。核ドミノが起こり米国は覇権を喪失。

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このうち1が最も簡単なので、まずはそちらの方向に進むと考えます。



いずれにしても、米国の覇権は戦後最大の危機を迎えています。

「中国の内部抗争と分裂」は激化します。

難民・移民が世界中に溢れる可能性もあります。

長い長い「混乱の時代」の幕開けかもしれません。

 

(続く)

 

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コメント

毎度ご無沙汰してます。
北朝鮮の水爆実験は、本当に腹立たしいです。長い間いいようにやられた結果です。

まず国連での世界的な団結と圧力は、中露の孤立を際立たせるために重要です。
同時にNPTの核保有国である中露は、その責任を果たすべきであると日本は強く主張すべきです。もし、北朝鮮の核放棄が実現しないのならば、日本もNPTより脱退し核保有を目指すと主張すべきです。「大義」は日本にあると日本国民にも理解させるべきですね。

jおじさん、いつもありがとうございます。

本当にそうですね。対話だの援助だので時間を潰され、ここまで来てしまいました。

中国もロシアも甘く見ていたのだと思います。いまさら圧力を掛ける側に加わっても、逆に脅されるのがオチでしょう。もう先延ばしは許されません。日本が腹を括くらなければならない時が来たと感じます。

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