電子出版のお知らせ:「地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略」
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メルマガ版 『それを教えちゃマズイだろ!』
第107号 電子出版のお知らせ:「地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略」
不定期発行
Presented by Wild Investors
安間 伸
Shin Amma, CFA
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明日、電子書籍をリリースします。
タイトルは
「地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略」
その名の通り、地方から出てきて子供の受験について考えるようになった親たちのためのガイドです。
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地方出身親のための中学・大学受験 その全体像と基本戦略
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一部の内容を以下のブログで読むことができます。
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タイトルに「中学・大学受験」と書いていますが、もちろん高校受験についても書いています。
その上で「今後は大学受験も変わるし、主戦場は中学受験になるだろう」と予測しているのです。
なぜなら「完全」中高一貫が教育システムとして優れており、名門校が次々に高校募集を停止しているからです。
その波は東京や茨城の公立中学・高校にまで押し寄せています。
「中学に入ってから勉強を頑張って、良い高校に入ればいいや」
などと考えていると、志望校が高校募集をやめてしまって「目標を突然見失う」ことになりかねません。
そして高校から入ることができる学校は限られているため、選択肢が狭くなってしまうのです。
このことは、昨今の受験事情を観察していれば当然に予測できたことでした。
しかしこれから子供の教育について考える地方出身親にとっては、寝耳に水かもしれません。
実は大都市での受験は、地方出身者にとっては驚くことばかりです。
本書はそのような親たちに「全体像と基本戦略」を体系的に伝え、時間・労力・コストを大きく省くことを目的としてます。
それに加えて現在は大学入試や就職活動にも大きな変化がみられる過渡期でもあります。
様々な試行錯誤や混乱の中で、いったいどのような世界になって行くのか。
またその中で、子供にどんな教育を与えるのか。
教育方針や戦略構築の助けになればと思っています。
念のため同じ【概要】と【目次】をこの下に貼っておきます。
↓↓↓
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【概要】
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高校入試がなくなってゆく!?
大都市圏の名門校が次々に高校募集を停止している。大学受験には「完全」中高一貫システムが強いなどがその理由だ。これからはますます良い高校に入る選択肢が狭くなり、中学受験が増えて行くだろう。「人生最初の岐路」が小学校高学年にやってくるということだ。これは子供の成長が2年早まっていることや、知識社会におけるゴールデンエイジの学力育成を考えると当然の流れとも言える。
その先にある大学入試では推薦AOが増加し、学力勝負の一般入試が減り続けている。これは大学と受験生の双方にとってチャンスが拡がると同時に、家族や高校側の労力も激増すると考えられる。学力競争の代わりに業績ポートフォリオを作るための競争が激化し、学習塾だけでなく入試コンサルが発達するだろう。この変化は富裕層・権力者・都市部などに有利なため、社会階層の固定化を助長し不公平感が増す恐れがある。
その他にも「中学受験がブームになる構造的理由」「大学受験の医学部志向とローカル化」「大学合格実績は何を見るべきか」「中高一貫システムが優れている理由」「進化する知力・学力の育成メニュー」「偏差値の性質」「科目別学習曲線と優先順位」「高校募集停止は必然」「内申書(調査書)の問題点」「推薦AO入試増加の原因とそのインパクト」「米国型入試の光と影」などを収録。
大都市に出て子供の受験に悩む地方出身の親たちへ。「何が」「どういう理由で」「都市部の受験はこうなっているのか」「地方との違いは何か」を体系的に解説。断片的な情報や宣伝に振り回される前に、構造的な理解を身につけておくことができる。
受験について何を調べるにしても、まずはこの一冊で全体像をつかんでから!
(約153,000字)
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【目次】
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地方出身親のための中学・大学受験
その全体像と基本戦略
まえがき:大都市の中学受験は「地方とは全く違う」
ご注意、および参考資料サイトご案内
目次
第1章 新たな中学受験ブームの幕開け
第1節 中学受験をする「前向きな」3つの理由
第2節 中学受験をする「後ろ向きな」3つの理由
第3節 「高校入試がなくなる?」新たに加わる強力な理由
第4節 小3の冬に「人生最初の岐路」が来る
第2章 大学入試「近年の傾向」と「必勝法」
第1節 大学合格実績を上げるには、中学受験で選抜するのが近道
第2節 医学部志向の高まり
第3節 地元志向の高まり(ローカル化)
第4節 大学合格実績の基本は東大・京大・国公医合格率
第5節 東大志向が特に強い学校の特徴
第6節 「率」で見ると全く違った風景になる
第7節 大学受験は中高一貫校の「圧勝」
第8節 大都市の人脈と学校選び
第3章 「中学から本気出す」では出遅れる
第1節 学力は小学校高学年で大体わかる
第2節 「受験は課金ゲーム」は半分当たっているが
第3節 脳は6歳までに9割できあがり、12-16歳で完成する
第4節 スキル習得に最も大事な「ゴールデンエイジ」
第5節 学力にもスポーツのような「育成理論」と「トレーニングメニュー」がある
第6節 子供の成熟が2年早まり、人生の分岐点も早まった
第7節 知力を高めて「仕事のプロ」になれば何兆円でも稼げる時代
第8節 進化する知力・学力の育成メニュー
第9節 早期教育には3つの意味がある
第10節 バランスの取れた人間を目指すのではなく、チームとしてバランスを取る時代
第4章 意外と知られていない偏差値の性質
第1節 偏差値は学力を基準化したもの
第2節 偏差値の差は平均から離れるほど重い
第3節 トップ校の偏差値2差は相当大きい
第4節 学校のレベルによって適切な偏差値表を選ぶ
第5節 中学受験の偏差値は低く出る
第6節 サピックス(SAPIX)偏差値40台には名門校や伝統校がひしめく
第7節 都市部の中堅校=地方のトップ校
第8節 都市部中学と地方高校の偏差値をムリヤリ比べる方法
第9節 偏差値は入学ボーダーを示し、トップ層はまた別
第5章 科目別学習曲線と優先順位
第1節 受験教科ごとの特性。まず何からやるべきか?
第2節 「理社が得意」は勉強の適性あり。マニアックな子供をどう育てるか
第3節 「受験は暗記」と考えては難関校に太刀打ちできない
第4節 学習曲線の特徴「積み上げ型教科」と「独立型教科」
第6章 学歴・所得・階級の決め手となる「算数」
第1節 数学は若い方が有利な「徹底した積み上げの学問」
第2節 算数が得意な子は高い地位に就き高給取りになりやすい
第3節 中学受験は算数(強S型)で決まる
第4節 しかし算数が難しすぎると他科目で決まってしまう
第5節 単位を意識し、数字や式の意味を考える
第6節 算数を「言語パターンマッチング」で教えるのは危険
第7章 進学先のレベルを決め、学習法を教えにくい「国語」
第1節 0点はありえないが満点も難しい
第2節 国語の基礎知識は「習慣」で身につける
第3節 模範解答が正しいとは限らない
第4節 大きな差がつく「読解力」「記述力」
第5節 「読解力」「記述力」も遺伝する
第6節 国語力も学歴・所得・社会階層に直結する
第7節 国語が「できる人」は、「できない人」にどう教えて良いかわからない。
第8節 出題されそうな本を読んでも意味がない
第8章 応用としての「理科」「社会」
第1節 理科は「積み上げ型教科」と「独立型教科」が混在
第2節 社会は「記憶」がベースだが
第3節 「独自のこだわり」は素晴らしい素質
第4節 関西の中学受験では社会が存在しなかった
第9章 そもそも受験科目は男子有利
第1節 「浅野ギャップ」に見る数学力の重要性
第2節 そもそも受験科目は男子に有利
第3節 東大合格者の6人に5人は男子
第4節 多様性と機会平等のバランス
第5節 学力分布は男が広く、女は狭い
第10章 中高一貫はなぜ有利か
第1節 大学受験の必勝法は「中高一貫」で「英数の先取り」
第2節 理社の細かい知識は高2から詰め込む
第3節 上下11年の濃密な人間関係
第4節 体育祭・文化祭・組織運営と学閥
第5節 中だるみの時期を有効に過ごす
第6節 ずっと「たるみっぱなし」の生徒もいる
第11章 中高一貫校の高校募集停止は必然
第1節 東京や茨城で公立中高一貫が急増
第2節 中入組と高入組では大学合格実績が全く違う
第3節 高校入学(高入)があると中高一貫の良さが半減
第4節 「中高一貫への高入を避ける」という考え方
第5節 国立附属で望まぬ外部受験をしなくてはならないリスク
第6節 国立附属中学から高校に上がれない確率
第12章 地方との違い、昔との違い
第1節 小学校の勉強をいくら頑張ってもトップ中学には行けない
第2節 「地方の学力が高い子供たち」は高校で合流したものだが
第3節 学力と趣味の「住み分け」が学校ごとに行われる
第4節 公立中学は本格的に「中学受験組の残り」になるのか
第13章 高校受験と内申書(調査書)問題
第1節 内申書評価への不信感
第2節 担任ガチャに当たるか外れるか
第3節 内申美人と内申ブス
第4節 もともと受験戦争を回避するためだった内申書
第5節 内申書偏重は「圧政」につながる
第6節 「良い子でなくてはならない」強迫観念
第7節 それでも解消されない「学校間の評価格差」
第8節 内申・推薦に「向く生徒」「向かない生徒」
第9節 内申書競争を避ける3つの方法
第14章 大学の推薦AO入試増加で「附属校オプション」の価値高まる
第1節 推薦・AO入試拡大は主に「少子化に悩む大学側の事情」
第2節 長期的には「入試形態による学力格差」と「学力が高い生徒が上位校に行けないパラドクス」が起こる
第3節 アメリカ型産業と教育システムへの過渡期
第4節 「バランスの取れた人材」から「バランスの取れたチーム」へ。過渡期に起こる問題
第5節 学力が高い生徒が上位大学に入れない!
第6節 「学歴フィルター」の信頼性は下がる
第7節 「私立大の定員厳格化」で混乱に拍車
第8節 大学附属の「オプション価値」はますます高くなる
第15章 米国型大学入試の光と影
第1節 日本の大学受験も米国型に変わるか
第2節 もし国公立大も推薦AOが多数派になったら?
第3節 チャンスも増えるが、労力はさらに増える
第4節 階級の固定化を助長し、不公平感が増す
第5節 米国は日本以上に「カネ・コネ社会」で「同調圧力が強い」
第6節 米国では前途有望な若者が突然自殺する
第7節 不満が頂点に達した韓国の先行事例
あとがき:学力は「自由と豊かさ」を手に入れる最強の武器である
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一部の内容を以下のブログで読むことができます。
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